相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠今晩は! 
今週はFOMC,19日深夜パウエル議長の政策金利発表。20日は日銀黒田、イングランド銀行ドラギ、の政策金利発表。そして、月末はいよいよG20「大阪サミット」です。重要イベントを目前とした相場は節目の21000円付近の攻防で大きく動けず様子見でした。株価は三角持合の中間に位置しており上は21700円、下は20500円の中で動くものと考えます。上有利にも見えますが、6/3(20300円)からの反発ですからそろそろ調整終了とも考えられます。米国政策金利の利下げ予想を織り込んで上げてきた米国株ですがFOMC通過後の株価は微妙です。各種指標を見ながら今週の流れを予想していきます。

今週は完全にFOMC待ちの相場展開だね。利下げ期待は根強いけど、少し気が早いようなイメージだね。利下げとなれば米国上昇するだろうけど同時に円高が進むから微妙なところ。利下げが無ければ一旦下を見に行く展開か。
「日経225」株価はやや上向きの21MAの上、21116円で引けております。下からは9MAが上昇。この9MAが下値を支えるように上昇すれば上にある63MA(21400円)付近までは期待できます。ここを抜ければ上値トレンドラインの21700円付近まで見ておきます。基本的には10/02を頂点とした下落波動継続と考えますので更なる上昇は考えにくい相場です。つまり、上げて21400円、抜けて21700円 その後は反落と考えます。

なかなか難しい場面だね。一応9.21MAがゴールデンクロスとなったが、FOMC待ちで大きな動きは期待しにくい。ちょうど9.21MAと接しているが、下を見に行く可能性は十分。ただし下へ抜けてもMAと株価がかみ合わないちぐはぐな持ち合いとなるとこともあるのでやっかいだね。
「TPOIX」21MAをGCした真上で株価は終了いたしました。上昇する9MAに株価は下支えされて上昇と見ますが上は下向きの63MAと上値のトレンドラインがほぼ重なっておりますので上げても1570PIT付近と考えます。さらに63MAは明らかに下向きで下降波動ですから日経の下降波動継続は堅いと考えます。

TOPIXゴールデンクロスだが、大きく下に抜いてきている。デッドクロスするまでに上に戻れればいいが、米国次第でどちらにでも動きそうだ。
ドル円」今週からドル円逆チャートを見ながら予想をたててみます。三線は上向きで実体は9MAの上にあり108.55で引けて下ります。チャートを見れば上昇3波目と見えます。これは米国利下げ、円買い、円高の思い込みもございますが円高方向に振れそうなチャートです。

ドル円は相変わらず108円前半で揉み合い。9MAを明確に越えられないところが現状の円買い圧力を表しているようだ。上からは21MAが下りてきていて、最接近の場面で上に抜けられなければ再度下値を見に行くことになりそうだ。
NYダウ」強い反発から先週は一休みでした。株価は63MAの上にありその下では21MAを9MAがGCしています。いっぷくから再度上昇かと言う場面ですが、26200$付近は三月に2回戻されている価格帯です。ここを抜ければ上を目指せますが調整終了の可能性も考えられる場面です。63MAの上で9MAの上昇を待てるか否か?と言うことですからここを割ってくれば調整終了!下降波動再開となり25000$を目指します。この場合上昇してくる9,21MAが一旦は下支えすることから急落は考えにくいチャートです。逆に上げてくれば上昇波動に転換、26500$を目指します。上はここを抜ければ邪魔する抵抗帯は見当たりませんので、案外一気に高値をとりに行くかもしれません。

先週の急上昇から一服。63MA上で9.21MAを待つ展開になっている。いずれにしてもFOMC待ち。利下げともなれば急上昇で上昇波動に復帰する事になる。ここから下げても下値が限定的であれば上昇波動転換となりそうだ。
「SP500]株価急上昇、実体は三線の上にあり9MAは上向きの63MAまでもGCしそうです。株価は上昇する9MAを待ちヨコヨコから再度上昇を感じさせるチャートに見えます。
先週の予想と状況は大きく変わらず節目の21000円付近で止まったままです。先週の初めと変わったことは9MAが上を向いて株価に接近してきたことです。これは先週よりも上を見ていけるチャートになったと言うことです。気になるには円高に向かいそうなドル円です。困りましたが上昇する9MA頼りに今週は買いで勝負です!

9MAが上昇してきて、足元のチャートはかなり良いね。ここを飛び出すと高値更新も見えてくるだけに期待感はある。しかしながらここで上値が取れないと大きな三角持ち合いを形成する可能性もあるのでFOMC後の相場を待ちたい。

4063(信越化)株価は下向きの21MAの上にあります、9MAが21MAをGCしそうです。株価と9MAの出会いがその後の株価の動きに影響するとのご意見をいただき注視していましたがどうやら株価は21MAの上で粘り9MAを待っていたように見えます。そうなるとここから株価は63MAを目指すことになります。ただ、ドル円との相関が気になるところです。3ヶ月の相関は0.24、これは無視できない係数値です。迷いますがチャートの形から買いで勝負です!

信越は再度弱い動きで9.21MAを割ってきたが、方向感は薄い。9,000円下の下値の抵抗線はまだ生きているので下値不安は薄そうだが、FOMCの結果次第ではドル円に振り回される可能性があり、参加者も消極的なスタンスを取っていると考えて良いだろう。

心配なのFOMC後です。織り込み済みの利下げ、ハト派対応で閉会しても米国経済下振れが注目されれば相場は崩れてきます。織り込み済みで上げてきた米国相場だけに先が見えません。ならば、売りか?悩みながらも買いで勝負です!

今週はFOMCが全てだから、読みに行くのも難しいだろう。来週の相場に向けてあまり期待せずに結果を待とう。

今週の添削

師匠、こんにちは。
せっかくのプラテンが元に戻りました。「行き過ぎた場面を戻りで取っていく」というヒントをいただいておりながら逆を行きました。

先週は明らかに判断ミスだね。ビビッて投資判断を誤るなんて、投資家として一番しちゃいけないパターンだね。

今週の予想
ハト派のパウエル、利上げ見送りのドラギ、低調だった雇用統計にもかかわらず、金利低下を期待したNYはドーンと反発。金融サイドの思惑通り株価は下落を免れました。世界は経済減速を予想しており早くも金融対策を打ってまいりました。しかし、打つ手の無い日本はさらに消費税増税です。まぁ、減税したところで経済不調とみられて世界から売り浴びせられるシナリオも考えられます。行くも戻るも困難な状況です(受け売り)

予想以上に速い展開だったね。既に米国利下げ期待が台頭しているし、メキシコ関税もいったん棚上げ。雇用統計の悪化なども利下げ期待で吹っ飛んでしまったね。相場に都合のよい流れとなっているようだ。

日経は戻して20884円で引けました。先物はさらに戻して21050円で引けました。鉄板の底21000円を割った株価が先物では返して這い上がってきた印象です。これがオーバーシュートならば再び下に向かいます。さもなければ株価は上に向かいます。どちらにも行きそうな様子に見えます。できれば10,11日と様子を見て動いたほうに付いて行きたいけど各種指標を見て売り買いを決めます。

「225」株価は戻して20884円で下向きの21,9MAの間に位置します。三線はまだ下向きで下降波動継続です。この反発が今週も継続するならば63MAの21400円、または抜けて上値トレンドラインの21700円まで見なければなりません。しかし基調は昨年10月の24448円を天井に今年4月の22200円を結んだ下降波動ですから戻してもどこかで天井をつけて反落すると考えます。その戻しの上限が21400円か21700円と考えます。もちろん下向きの21MAが効いて月曜日から下げることも考えられます。

日経平均は、先週末の米国上昇を受けて堅調。先週9MAを越え今週は21MAを越えて来た。9.21MA共に上昇傾向になってきているのが気になる所だね。目先は63MAが効くと考えるのが通常だが、上昇してくる9MAが下値を抑える形となれば、目先9.63MA間での持ち合いに変化する可能性もありそうだ。

「TOPIX]こちらも日経に習い株価は21,9MAの間にあります。ただし、日経に比べ株価は9MAの上を3日間キープしております。日経よりも少しだけ「戻しますよ」感が強く感じられます。

TOPIXも同様の形だが、9MAの上から綺麗に21MAとジャンプした格好。9.21MAの距離も近く日経よりも早くゴールデンクロスする可能性が出て来ている。しかしながら基調としては弱いのは確かで米国株とドル円に依存している事は忘れてはいけない。

ドル円」6/07朝6時時点で108.165で引けて下ります。実体は三線の下、7日は下がり来る9MAにワンタッチからの下落となっております。下がり来る9MAが効いている様に見えますがそうなると107円ゾーンを考えなくてはならないチャートにみえます。

ドル円は108円割れからの戻りの場面。一旦強含むそぶりを見せたが9MAが予想以上に効いている。このまま109円を取ってこれないと早晩再度下へ向かう事になる。基本的に他国通貨に対して消去法的に円が買われていると考える。米国利下げ期待も円高ドル安圧力となるので上値を追いにくい状況だ。

NYダウ」戻してまいりました!株価は63MAを上抜き25983$で引けました。9,21MAはやや上に向いてまいりました。63MA抜けが確定すれば、上を目指すチャートですが、基本的には下降波動の中にあります。下降波動の中の戻しで直近の戻り高値25948$を抜いたのでもう少し上を見てこの強い流れについていってもいいチャートに見えます。しかし週足を見れば下がり来る9MAにぶち当たった瞬間です。この9MAを抜けるか、下がるか今週がダウも勝負です。

DOWは一気にリスクオフとなり、9.21.63MAをごぼう抜きにしてしまった。この上昇で9MAが急上昇し21MAとゴールデンクロス目前となっている。株価はちょうど上値の節目にあたっており、9MAを迎えに行く展開も考えたい。この流れだと9.21MAが下値を止め転換の可能性が出て来ている。

「SP500]戻して株価は三線の上に出てまいりました。9MAも上向きになってまいりました。こちらは直近高値を抜けていません(わずか3pit)ここで調整完了か?たかが3pitですが抜いていてくれれば米株上昇と少し気楽に占えます。

SP500も三線ごぼう抜き。SP500は63MAが下を向かずに上抜いてきただけに強く見えるね。三線共に近く下値では効きそうだ。

 利下げ期待、メキシコ関税棚上げで急上昇の米国株は日本株上昇要因
ドル円は下げ目線で株価下落要因
日本株はマタサキ状態の今週です。さらに今週はラージSQです。世界の経済指標では米国消費者物価指標発表くらいですから、大きな外的要因は見当たりません。

ただ気がかりなのはドイツ銀行の株価です。ついに7ユーロを切ってまいりました、巨額のCDS保有しているだけに炸裂すればヨーロッパ発の金融危機の可能性を感じます。こんな中の決断です。米国株高連れ高で日経上昇!買いで参戦です。63MAまでの上昇を見込みます。

確かにドイツ銀行の株価はなかなかだね。それでもこれまで言われてきたことだからいつ起きるかは予想できない。いつも言っているけど、今現在の予測をする上でいつ起こるかわからないファクターに過剰に影響を受けるのは無意味だよ。どうせどこかのサイトでドイツ銀行の記事でも読んで不安になったんだろうけど、いちいちそんな記事に煽られているうちはプロになれない。日本の破たんと一緒で日付けの入っていない悪材料にいちいち踊らされるなら投資を止めるべきだね。

投資の主人の座(投資の核になる部分)を他に譲ってしまったら、それはもう私(あなた)の投資ではない。と私の師匠は言っていたよ。

4063 (信越化)株価は下向きの21と9MAの間まで戻しました。下がり来る21MAを株価が上抜けするか、おさえられて下に下がるのかが見所です。ここから下げて下降3波の開始考えます。基本的のは10,000円と8,000円のBOX相場に見えます。そして三線と株価の位置からBOX底辺の8,000円を目指す場面と考えます。(これは円高も下げ圧力)よって21MAを抜けずに下落と考えます。ただ8800円付近の抵抗帯で跳ね返り上昇と考えれば63MAまでは見なくてはなりませんが三線の形から今回は63MAまで戻すよりも、さげて抵抗帯チャレンジを選びました。日経よりも一足早く下落、日経も来週は下げてまいります(根拠の無い妄想、来週はまた無垢の心でチャートに向かいます)よって4063は売りで望みます!

当たっているかどうかはさて置き、頭の中でチャートの想定をするのははうまくなってきたねwww株価は一気に21MAを上抜いてきたけど、21MAが上向きになるにはもう数日必要だから、それまで現在の反発が継続できるかが肝になってくる。一旦63MAは効くだろうけど、もう一度下を見に行く可能背は十分あるね。重要なのは9MAの動向。9MAと株価がどの場面で出会うのかで後のシナリオに大きく差が出てきそうだ。

今週の添削

師匠、今晩は!トランプさんのメキシコ関税にはビックリ。とことんやるぜ、中国!の意思表示か?お蔭で円高株安の流れが加速してついにプラテン!

添削前に言い訳とは男らしくないねwww相変わらずのトランプ節で世界中が右往左往。悪くはないけどボラが出ないのはあまり面白い相場じゃないね。

今週の予想
米中貿易戦争のさなかメキシコにまで関税警告!関税の壁で移民阻止、これは思い切った作戦で、米国内でも経済の下振れを懸念する声が上がっています。お蔭で日経は下値抵抗帯の21000円をあっさり割り込み20601円で引けました。こうなってきますと21000円は当面の上値抵抗帯として機能いたします。下値は2/08の20300円、心理的節目の20000円、まさかの18900 この辺が考えられます。下目線で眺めながら反発ポイントを探る一週間となりそうです。  
重要経済指標 6/4パウエル発言
       6/6ECB政策金利とドラギ発言
       6/7米雇用統計(金曜日後場終了後ですからあまり関係ないか?)

パウエルがまさかの超ハト派、利下げで米国経済下振れを阻止!なんてことになれば一時的に円安株高の巻き返し。

米国経済の現状からはすぐの利下げは想定していないけど、雰囲気的には年内の利下げの可能性はありそうだね。円安株高はどうだろう?利下げとなれば基本円高・米国株高による日本株高。ドル円とのねじれが起きるから米国株ほどの上昇にならない可能性はあるね。打つ手の無い日銀政策だから日本は翻弄されるだけ。

「日経225」株価は下向きの三線の下、陰線の20601円で引けました。このチャートを見る限り短期下降波動の3波目の始まりと考えられます。となると株価は下げてくる9MAに先行してさらに下げてくると考えられます。ただし考えられる第一反発ポイントが20300円付近ですから朝の寄り付き次第では反発開始となりそうです。一応反発は下りてくる9MAが効きそうなので21000円付近までは覚悟しなくてはなりません。反発は予想されますがこのチャートを見て買いに入るのは危険な状態だと考えます。下げて20000円付近で押し目買い、上げて21000付近で戻り売り。こんな状況下で現在株価は20600円(先物は20450円)どうする?

弟子は人が変わったようだねwwwやはりほめて育てる事も大事か?

今週もしっかり押さえるべきポイントは大体書けている。確かに上値には9.21MAが下りて来ているし、21,000円は上値として意識されやすいポイント。下値は、2月安値の20,300円その下の20,000円。米株が更に突っ込まなければ1,000円の値幅の中で推移しそうだ。

問題は一週間の流れをどう読むかに尽きる。先週は米国株安と円高で売られた日経だけど、MAとの乖離が広がっている中での安く始まる週。寄り付が低い分9MAまで戻られると勝ち目は薄そうだね。他の指数の解説を見て分かる通り今週は一旦戻りに分がありそうだ。

「TOPIX」株価は下向きの三線の下で陰線で引けました。1570pt~1630ptのボックスを下に抜けた株価は下りてくる9,21MAに押されて下げてくる印象です。日経よりも反発ポイントが見つけにくいのですが強いて言えば1/04の1450pt,その下の1415pt付近か?日経に比べてまだまだ下を見ていけるチャートに見えます。

TOPIXも日経と似たチャートとなっている。確かに下げ止まる目途を探すのが少々難しいところ。トレンドラインで見ると目先1500ptと1450ptが下値の目途となっている。トレンドラインは見たかな?

ドル円三線は下向きで実体は三線の下、トランプ砲でドカンと陰線を引き108.36で引けて下ります。前日の21MAタッチの長い上髭が示現していたのか?9MAタッチからの長い陰線になりました。意識される反発ポイント108円付近まで下げてきたのがいやらしい!三線株価の位置からすれば下降する9MAタッチで再度下落考えてもいいチャートに見えますが売り切れないのが自律反発ですが、21MAからの乖離もまだ余裕ですから恐れずに下を見て行きたいと思います。

ドル円は再度21MAからの下げで108円台。今日は107円台に入って来た。トレンドラインを引くと下値は107円半ばから後半。突っ込めば一旦9MAまでの戻りを想定したいタイミングだ。

NYダウ」63MAをDCした21MAがさがってまいりました。株価は三線の下で心理的抵抗帯の25000$を切ってまいりました。この下には今年初めに揉んでいた24500$がありますがそこを抜けてくると厄介です。

DOWも同様。そろそろトレンドラインに掛かってくるから反発の可能性があるよ。

「SP500」株価は三線の下、その上では63MAを21MAがDCしてまいりました。これでSPも下の流れの準備が整ったようにみえます。しかし、株価は一旦9MAまでの反発も考えられます(抜いて63MAまでの反発は考えにくい)株価が待つか迎えに行くかという状態に見えます。

SP500も同様だね。下値のトレンドラインに接近中。

結論 今週はどの指標もソロソロ反発ポイントと言うところからのスタートです。日経を見れば20900円付近の上値抵抗線。下の反発ポイントは20300円、20000円、まさかの19000円。今週は下降波動3波目開始4本目と下の深さを考えてまたまた売りで勝負です。

とにかく目線が下なのか、ビビッて買いに行けない現れなのかwwwトレンドラインからはほぼすべての指数が反発する可能性を示唆している。サブシナリオは確定しているから大きな急落に怯えるよりもテンポよく乗っていきたいところだね。

4063(信越化)株価は三線の下、その上では63MAを21MAがDC.株価は下向きの9MAに頭を抑えられています。9MAが効いている印象です。ここは再度売りで勝負です。ただし8900円付近に反発ポイントがありますので注意が必要です。

上値は9MAが迫ってきていて下値は9,000円付近の抵抗線。前回の上昇を全て吐き出した状況だからなかなか判断に迷うところ。どうせ両方売りで行くなら、225買い4063売りでも良かったのでは?

日経寄与度の高い9983(ファストリ)も下げ目線でいい形です。今週は反発を恐れないで売りです!

9983は、下に抜けるなら一旦9.21MAまで戻ってデッドクロスが綺麗にはまりそうだけどね。

まずい?展開か

アメリカのメキシコ関税問題で円高進行。109円の節目を大きく割り込んできた。

日本株も三日続落。これで日経も節目を陰線で下抜きもう一段の下げを示唆している。

サブシナリオとなってしまった今回の下降相場なので、しっかり売りで取るのは難しい。行き過ぎたポイントで戻りを狙う戦略が有効だ。メインシナリオのような利益は見込めないが、少なくてもきっちりと取って行きたい。

今週の添削

師匠、こんばんは!トランプ大統領来日、今日は六本木「田舎家」で会食、客単価2万円の炉辺焼き店とのこと。創業40年だそうで、来日セレブが頻繁に利用するお店だそうです(うらやまし~い!)

私は炉端焼きより祇園の方が良いね。楽しみにしているから早く弟子に上達してほしいよwww

今週の予想
下落傾向に歯止めがかかったように見える日経です。21000円付近に強い抵抗帯があるように思われます。5/14に一度割りましたがすぐに戻しております。上では21500円付近で21MAがDCしそうですからここを抜けるには相当力が必要でしょう。つまり今週は21000円から21500円の間で株価がどう反応するか読み解く作業です。もちろん下抜けの20000円付近も考えられますから21000円を抜ければ注意が必要です。短期的には中期的には下落波動の中ですから、上は21,63のDC交点である21500までと考えます。

珍しくちゃんとした考察だね。考え方は良いよ。

「戻すか、下落かそこが問題だ!」と言う事で各種指標を見ていきます。期間中の大きな経済指標の発表は特に見当たりませんが強いて言うならば5/30の米国GDP改定値の発表ぐらいです。英国メイ首相の辞任に伴う英国の迷走に世界の株価の反応は如何に?もちろん下げ要因と考えますがすでに織り込み済み感も感じられますので大きなインパクトは無いようにも思えます。なお5/27は米国市場はメモリアルDayにて休場と言うことです。

確かに今週は目立つ経済指標はあまりないね。相場自体の流れを重視して観て行きたい場面だね。

「日経225」株価は三線の下でまもなく21MAはDCいたします。強い抵抗帯の21000円で跳ね返され短い陽線で終わりました。ここから9MAを抜けるでしょうか?DCした21MAを株価が迎えにいくのかこの付近で待つのかが注目です。チャート的には9MAで押さえられている間に21MAが下りてきて再度下落が有力でこれをA案そして一旦21MAまでもどしそれから下落するをB案、そのまま上昇をC案といたします。C案の可能性は低くい(トランプの超リップサービスがあれば考えられる)。いずれにしても下げ目線には変わりないのですがB案の場合下げきれず週末を迎えるのが不安です。

21MAが63MAの下に入って来たね。目下のところはいつどの場面で株価が21MAと接触するのかだろう。株価はちょうど9MAにあり日々21MAが下がってくる。よほど大きな上昇が無ければ21MAは効くだろうから、9.21MAの間でどのように動くかに注目したい。もちろん9MAから下落する場合には21,000円をもう一度試す事になるからそこも注目したい。

現状では22,000円台に復帰する事は想定しないけど、見かたによっては一時的に21,000-21,900円のボックス相場へと推移する可能性も考えられそうだ。

「TOPIX」株価は三線の下、9MAに押さえられながらDCして下りてくる21MAを待つ形のチャートに見えます。日経に比べてすでにDCした下向きの21MAはチャートの弱さを示しておりここから21MAの下降を待ち再度下落のシナリオが立てやすい場面です。

TOPIXは相変わらず弱い。前波動の1570-1630ptのボックスから一段下のボックスに推移した印象を持っている。日々下がってくる21MAが前回BOXの下限となっている事から抵抗線として効いてきそうだ。

ドル円」一旦反発して21MAまで戻しましたが21MAに頭を抑えられて9MA下まで下げてまいりました。師匠の先週の添削の通りになってまいりました。そうなればここは下目線でいいことになりさらに円高が進むと考えられます。トランプ来日中でもあり円高は好ましい状況ですし、為替条項で介入はもちろん出来ません。為替に関してはノーガード。

21MAがきっちりと仕事をしているねwww3線とも下向きとなりあまり買い気を感じさせない相場展開となっているね。最近流行りの豪ドルショート・円ロングがまわりまわってじわじわ効いているのかもしれない。

NYダウ三線の下に株価はあります。その上で21MAはDCしたばかりと言う状況です。下りてくる21MAを迎えに行きそうな感じもいたしますがどうでしょう?金曜日の短い陽線で9MAが僅かに上を向いたのが気になります。

DOWは、21.63MAデッドクロスとなり2線とも下向きとなって来た。確かに迎えに行く可能性もあるが、現時点では戻っても21.63MAが効くと想定している。トレンドは下だが少々方向感に欠ける展開となっているね。

「SP500]細かいことを気にしなければ株価は三線の下で9MAは63MAをDC21MAは下向きで9MAを追いかけており下目線で見ていけるチャートです。ただここから反発すれば5/10の2811$と5/23の2822$のダブルボトムで一旦反発も考えられそうです。米国株のカナリアラッセル2000は下げ基調で反発の様子はなくダウ、SPの更なる下落を暗示しております。

米国株のカナリア・・・笑 そのフレーズ随分気に入ったみたいだね。SP500はこれまで強かった分チャートの崩れも少なくて下げ止まりに期待を持たせる形に見えるかもしれないね。しかしながら現状相場全体は下降転換しているから上値は限定的と考えるのが妥当だろう。戻るにしても21MAにぶつかってから考える方が整理しやすい。

「今週の結論」NYは休場ですから日本株もそんなに動かないことが予想されます。となると勝負は火曜日からですが、、、迷いますがドル円ノーガードを頼りに売り!売りで勝負です。

今週はあまり大きな動きが出るとは思っていないけど、ドル円ノーガード?はちょっと意味が分からないね。この価格帯でそもそも介入を考えるのは早計。口先介入すら出てくる価格じゃないから予想に入れる必要はないよ。政府はそれほど市場に敏感じゃないから円高がニュースになり始めてからで十分。

4063(信越化)下値の抵抗線を割ってきた信越ですがDCした下向きの9MAの下で少し戻してまいりました。63MAも若干下ですからこの戻しはここまで!もう一段の下落を見ていけるチャートです。ここも売りで臨みます。ドル円ノーガードと半導体材料関連の先行きが売りを誘います。

確かに米中貿易戦争絡みで半導体関連は雰囲気が悪くなっているようだ。9MAは効いているけどすぐ下の9,000円が効くのか注目したい。少々円高に反応が鈍ってきている印象だから109円を割り込んでこなければ一旦63MAまでの反発も想定したいところだ。

現在朝の6時45分です。ドル円が動き出しました、現在109.32です。

今週の添削

師匠、こんばんは!先週は残念な結果に終わりました。暴落を確信してバン~と行こうと思いましたが師匠のお言葉で思い留まりまして軽症ですみました。ただあの時点では暴益を夢見ておりましたので「お小遣い」を多少張り込んでしまいました(笑)

相変わらずだね。苦笑 見込みで相場を張ると痛い目に合うよ。常に冷静に現状を分析して行かないとね。確かにメインシナリオにならなかったのは残念だけど、まだまだチャンスはあるからしっかり見て行こう。

今週の予想(5/20~)

 今週の重要経済指標で目に付くものはパウエル議長の発言と5/22のFOMC議事要旨発表さらには最近注目度低下のドラギECB総裁発言、混迷するEUの苦悩がにじみ出れば下げ要因か?月曜日のGDP速報値も株価に対する重要度は高いので発言内容と株価の変動に注意したい。下降する9MAに阻まれた形のチャートを見て売り買いを決める今週です。中勢下降転換の初期、「下降する9MAにタッチしてその後再度下降」はよく見られるパターンです。下げの三波構成とも合致いたします。そうなると下げ目線ですが、心穏やかに各指標を見ていきましょう。

FOMCは注目だけど、基本的には米中貿易摩擦がどう展開するかがしばらくの間最も重要なファクターとなるね。確実にドル円に影響するから日本株への影響は大きくなる。相変わらずのトランプ次第・・・注意しておきたい。

「日経225」株価は10月の24480円を頂点に12/26の18840円まで下落、その後上昇に転じ4/25の22360円(約60%)まで戻して中期下落波動に入りました。株価は上髭をつけて下降する9MAに押された感じで21270円で引けております。20700円付近に強い抵抗帯があり直近で三回この抵抗帯を破ることなく跳ね返されております。株価は一旦下値のトレンドライン(12/26 3/25を結んだライン)を5/9に割り込み下落すれど20700円の抵抗帯で下髭で跳ね返され超短期上昇波動にあると考えます。中期下落波動継続ですから戻りは9MAのここまでか、63MAの21500円、または21MAの21800円までと考えられます。戻しはここまでか、またはもう少し戻すのか?

 先週から一旦反発となっているけど、次の展開が重要だね。9MAを越えて来たけど動きは鈍い。このまま9MAを再度割って来れば第2ラウンド開始となる。21MAも日々下がってきているから上値も21.63MAまでと限定的だ。サブシナリオとなった以上は上値も出ず下値も攻めきれずと言った状況になりやすい。下へのボラティリティが上昇すればワンチャンスあるかもしれない。

「TOPIX」こちらも株価は戻して9MAで止められた感じですが21MAはすでに63MAをDCですから日経よりも弱いし63MAもやや下向きになってきました。下落波動開始!が日経より進んだ形に見えます。

TOPIXはかなり弱い形だね。この状況なら上値も21MAが効くだろうから比較的読みやすい形だ。ただ日経もTOPIXも現在の9MAを割るか、それとも粘るかによって、21MAまでの戻りとなるか再度の下落再開となるか日柄に関係してくるので注目したい。

ドル円」ここが問題です。9,21は63MAをDCしましたが、株価は9MAを越えてまいりました。短期上昇波動が明確で戻すならば21MA付近の111円も考えなければならない形です。そうなれば日経の反発はもう少し継続と読めます。

ドル円も目先反発しているが、全体的に強くはない。日々下がってくる21MAに押し込められると考えた方が分かりやすいね。

NYダウ」株価はDC下9MA付近まで戻しました。株価は9MAを僅かに超えて25862$で引けました。こちらも日経とよく似た形で中期下落波動の中の短期上昇波で戻すならば21MA付近までと見えるチャートです。(日経に先行している訳ですから似ているのは日経ですね)すぐ上の63MAが効くかどうかが微妙です。

昨夜の下げで9MAの下に入ってきている。基調は弱い。本日陰線を引くなら第2ラウンド開始となる可能性が出てくるね。21MAも日々下がってきているから上値は重くなってくるだろう。

「SP500]戻した株価は下向きの9MAを陽線で上抜き21MAで戻され上髭をつけて終わっています。このまま上昇継続となれば9MAは63MAをDCすることなく上を向く可能性もあるチャートです。

SP500も9MAを割り込んできている。この場面ではあまり63MAを意識しなくても良いだろう。下向きの21MAが効くのか、9MAから下に放れる事が出来るのかが主眼となる。

 そうこうしているうちにドル円が始まりました。金曜日の高値付近で動いております。先物は21220円で引けましたので9MAタッチからの再度下落を暗示しております。ドル円を見れば9MAを上に抜けて下りてくる21MAに向かいつつあります。これは日経の上昇を暗示させ短期上昇波の続行を意味いたします。こうなれば今週は短期上昇波動継続で一旦63MA付近まで戻し再度下落、中期下落波動継続と読み今週は売りで臨みます!

4063 信越化やや戻しましたが下降する9MAに頭を抑えられて下値トレンドラインを越えることが出来ません。平行になりつつある63MAを9MAはDC,その上では21MAが下りてきています。戻るチャートではなくもう一段下をチャートと見て売りでのぞみます!

確かに一旦の反発も9.63MAが綺麗に上値を抑えている状況だね。ドル円の動きが気になる所だけど、今のところは下目線で行くのは妥当だろう。