相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠こんばんは!
今週の予想
「日経」10/02の24448円を天に下げて4日目で引けました。三線の並びは順並びですが9MAは下向きになり株価は9MAと21MAの間まで下がってまいりました。9/7の22172を底に10/02まで約2200円の値幅でした。現在深夜1時半ですがCME日経先物は23420円をつけております。こうなると日経平均もこの付近から、つまり21MA付近からのスタートと想像いたします。ここを抜けるか反発して下がり来る9MAまで一旦戻すのかが今週に見所だと考えます。日柄から見ると短期下落波動が始まったばかりと考えれば一旦戻すかもしれませんが21MAは抜けると考えて良いように思われます。
今週も三連休で米国を見てからのスタート。低い位置から始まったね。21MAの23,500円が一つの目途、チャート形状が崩れていないから定石ではここで一旦反発する可能性は高い。もし下押すとしても23,000円が下値の抵抗線として機能するだろう。取りあえずは小反発待ちで売りには分が悪いところ。
今週来週でチャートが崩れるようなら再度下のレンジに戻る可能性も出てくるから注目したい。
TOPIX]こちらのチャートも日経とほぼ同じような形になってまいりました。株価は下向きの9MA と上向きの21MAの間にございます。21MA付近からの寄り付きでここを抜けるか反発するかという週明けになるものと考えます。
これも同様の形だけどTOPIXは波動が弱い分弱い反発となりそうに見える。63MAを守れればいいけど割ってくるようだと相場全体の勢いが失われる可能性があるね。
ドル円三線は順並びですが株価は陰線で9MAを下抜けして現在113円付近にあります。「今回の波動では114.5までで、115.5はタイムアップ」とのお見立て通りの展開となりました(ビックリ)こうなってくるとドル円も短期下降波動と考えてどこまで下げるかが焦点となってまいります。波動転換したとすればまだ4日目ですから63MAまでの押しは下値抵抗線と重なりますので現実的ではないかと思います。
先週の上値予測はぴったりだったね。さて問題はここから、ドル円も21MAで粘っているね。定石では反発する場面。日本株ドル円に強い影響を受けているからこれを割って63MAまで押すのか、9MAまで戻るのかで日経の動きも決まってくるので注意が必要。
「NYダウ」10/3の26951を天に調整入りに見えるチャートです。三線は順並びですが株価は21MAを割ってまいりまして現在26292付近です。6/28から引いた下値抵抗線を割ってきた様に見られますので26000付近でもんでもう一段下63MA付近の25800付近まであるチャートに見えます。
確かに動きは弱くなってきている印象だね。26,000ドルまで押すようだと本格的な調整となるだろう。
「SP500」こちらは10/6の終値ですが2885で引けております。株価は212MAの下、63MAで反発すれど陰線で終了、21MAと9MAはDCしそうなチャートで売り有利に見える形です。
SP500は弱いね。もう一段下げてからの戻りが鈍ければ急落の可能性も出てくるチャートだね。DOWはそこまで進んでいないからSP500だけ急落という事は考えられないけど、これからの動き次第ではそろって急落する形になる可能性はある。
NASDAQはさらに弱く63MAを株価は下抜けして下向きの21MAを9MAがDCしそうな弱いチャートに見えます。中国、ヨーロッパも短期下降波動となりました。こうなると今週は低い位置からの寄り付きとなり反発も怖い状況ですが短期下降波動を信じて売りで4勝目を狙います!米中貿易戦争は中間選挙までは激しさは止まらないのでしょうか?二大大国の激突が世界同時不況の開始でしょうか?絶好調と言われた米国経済ですからダウやSP500の反落は上昇一服の押し目と見るほうが正しいのでしょうか?23000円からの上昇は明らかに外人買いの成果だと見受けられます。これが売りに回ったとき日経の下落は勢いを増すのでしょうか?わからぬ事ばかりですがチャートを頼りに売りです!
師匠、おやすみなさいませ!
現状の波動では、不安を煽っても意味は無いね。結局チャートが下降波動入りすればポジションを売りに傾けるだけだよ。我々がする事は噂や雰囲気に呑まれず淡々と相場についていく事だよ。ニュースや材料は相場を張るのに何も関係ない。それらが作った相場に乗るのがプロの投資家だよ。

追記:そういえば日経は1月のチャートにそっくりだね。ちょっと気になるねぇ。