相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

しばらく休んだせいで書くのがとても億劫なんだけど、頑張って書かないと弟子が楽をしてしまうので仕方なく再開するよwww。

 米朝会談署名合意なしで株価は一旦下がるもののドル円上昇で救われました!今週末は米雇用統計、また先物のはラージSQを迎えます。今週からは6月切りの売買で勝負です!

トランプの言動を予想するのは無駄だからトランプイベントは、勝よりも負けないポジション取りで通過したいね。今週はここから主要な経済指標が出てくるから注目して観て行きたい。

今週の予想

日経平均」9,21MAは上向きで株価はその上で短い陽線で引けました。63MAを21MAが上抜きGCしそうです。日柄さえ考えなければ素直に上げ目線で良い様に思いますが上げて42日目です。一目均衡表では一期二節の変化日です、これが気になります。

9.21MAは上昇中、63MAも横ばいまで改善して来ている。ドル円が112円まで戻ったことで比較的堅調な相場となっているね。日柄的には昨日で43日となった。日柄計算から考えると転換日となる可能性が高い。最短だと10日から20日程度の短期下降波動がやってくる見込み。それが21,000円を大きく割り込まなければ再度上昇となりそうだ。昨日が転換日だった場合まず21MAへ接近し小戻しを入れて63MAまで下押すイメージを持っておこう。それを大きく割り込むようなら下降転換を意識して読み直す場面となる。

TOPIX」こちらも同じようなチャートですが21MAは63MAを僅かにGCしております。日経より少しだけ進んでおりますがまぁよく似たチャートです。持合から上と見てもいい形ですが日柄が気になります。

日経平均でも思ったけど、MAの設定間違っているよ。25.75になってない?凡ミスだね。早速緩んでるよ。

ちょっと違うね。TOPIXの方が日経よりも弱いチャート形状。弱含むとすればTOPIXの方が先に21MAに接近する事になるだろう。

ドル円」63MAを9,21MAはGC, 実体は三線の上で9,21MAは上向きです。112円タッチでやや下がり短い上ヒゲをつけて終わりました。まだ上を見ていけるチャートですがトランプさんの発言がどう響くかに注目です。

ドル円は上昇波動継続中。112円が取り切れていないから難しい場面だろう。日柄は日経とほぼ同様で今週の米経済指標によっては円高方向へ向かう可能性がある。そうなれば日経平均ドル円と歩調を合わせて調整波入りする可能性が高まりそうだ。

「NYダウ」12/03の高値25980$を抜いて26026$で引けました。株価は三線の上、また三線は上を向いて更なる上昇を期待できそうな形です。次に意識される価格は昨年11月08日につけた26277$さらには最高値(10/03)26951$です。
しかしここに来て米国の各種指標に変調か?
☆米2月ISM製造業景況指数予想以上に低下
☆米2月ミシガン大学信頼感指数予想下回る
普段はあまり気にかけない指数ですが目に止まりました。また、週足では10週目にして短い陰線が出ました。ただ9MAは21MAをGCさらには63MAをもGCしそうな勢いです。
と言うか三線集結して株価はその上にあり陰線引けと言う形です。週足を見れば一旦63付近まで戻すのでしょうか?

先週から9MA絡みとなり少々上昇力が乏しくなってきている。昨日は一時大きく売られ21MAまで売り込まれた。早晩9MAの上に出れなければ63MAを目指す展開となりそうだ、日経・ドル円の日柄と併せると調整入りの可能性が出て来ている。今週の経済指標で相場付きが変化する可能性があるので注意していきたい。

「SP500」上昇する9MAに守られて陽線で引けて下ります。日柄さえ気にしなければこちらも上を見ていけるチャートです。週足を見るとこちらも10週目ではじめての陰線、9MAは21MAをGCしましたがダマシ臭いチャートです。

SP500はドルよりも強いチャート。昨日の下げでも9MAを守っているしかし今晩続落するようならこちらも変化する可能性がある。

今週はアゲアゲのドル円に期待してもう一週買いで勝負です!

相変わらずだけど、期待なんてするだけ無駄だね、、、苦笑。期待や運・勘で相場を張るのはギャンブラー。投資家は統計に基づいた予測を立てて投資を行うものだよ。

4063信州化こちらは三線集結、株価は9MAと21MAの中に入っております。38日の短期上昇波をおえて短期下降波入りと考えて売りで勝負です。

日経と個別が逆になりましたがなんだか自信のないヘッジみたいなポジションで今週は臨みます。

そもそも寄与度の高い日経平均採用銘柄を追わせている意味が分かっていないみたいだね。他の代表的な銘柄もそうだけど、日経平均の変化を読み取るものだという事を忘れちゃいけない。本来はマクロからミクロへ落とし込む目線だけど個別銘柄から相場全体の変化の芽を感じ取ることも同じく重要。木を見て森を見ずは大切な格言だけど、木を見ず森も見えずじゃ本末転倒だよ。

師匠、おやすみなさいませ。

日銀や政府関係者は目先の円安で胸を撫で下ろしているだろう。出口の見えない異次元緩和にどっぷりと漬かった日銀は出口戦略どころか更なる異次元に足を踏み入れる可能性もありそうだ。

海外のある専門家は、異次元緩和には異次元の出口戦略が必要だと語っている。相続税贈与税、所得控除など幅広い税政策を取って1,000兆円を超えたと言われる預金に移し替え流動性を担保しようというのがその趣旨だが、安倍首相が事態を十分に理解し実施できる期待は限りなく薄い既に25兆円ほどに膨らんでいるだろうETFの出口次第で日本経済は失われた20年へと一気に逆戻りする可能性が十分にある。政治家も日銀総裁も賠償責任など負わないだろうから、やめてしまえばそのつけを払わされるのは我々国民という事になる。来たるべきその日に備えるためにもファイナンシャルリテラシーをしっかりと身に着けておきたい。