相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠今晩は! 
今週はFOMC,19日深夜パウエル議長の政策金利発表。20日は日銀黒田、イングランド銀行ドラギ、の政策金利発表。そして、月末はいよいよG20「大阪サミット」です。重要イベントを目前とした相場は節目の21000円付近の攻防で大きく動けず様子見でした。株価は三角持合の中間に位置しており上は21700円、下は20500円の中で動くものと考えます。上有利にも見えますが、6/3(20300円)からの反発ですからそろそろ調整終了とも考えられます。米国政策金利の利下げ予想を織り込んで上げてきた米国株ですがFOMC通過後の株価は微妙です。各種指標を見ながら今週の流れを予想していきます。

今週は完全にFOMC待ちの相場展開だね。利下げ期待は根強いけど、少し気が早いようなイメージだね。利下げとなれば米国上昇するだろうけど同時に円高が進むから微妙なところ。利下げが無ければ一旦下を見に行く展開か。
「日経225」株価はやや上向きの21MAの上、21116円で引けております。下からは9MAが上昇。この9MAが下値を支えるように上昇すれば上にある63MA(21400円)付近までは期待できます。ここを抜ければ上値トレンドラインの21700円付近まで見ておきます。基本的には10/02を頂点とした下落波動継続と考えますので更なる上昇は考えにくい相場です。つまり、上げて21400円、抜けて21700円 その後は反落と考えます。

なかなか難しい場面だね。一応9.21MAがゴールデンクロスとなったが、FOMC待ちで大きな動きは期待しにくい。ちょうど9.21MAと接しているが、下を見に行く可能性は十分。ただし下へ抜けてもMAと株価がかみ合わないちぐはぐな持ち合いとなるとこともあるのでやっかいだね。
「TPOIX」21MAをGCした真上で株価は終了いたしました。上昇する9MAに株価は下支えされて上昇と見ますが上は下向きの63MAと上値のトレンドラインがほぼ重なっておりますので上げても1570PIT付近と考えます。さらに63MAは明らかに下向きで下降波動ですから日経の下降波動継続は堅いと考えます。

TOPIXゴールデンクロスだが、大きく下に抜いてきている。デッドクロスするまでに上に戻れればいいが、米国次第でどちらにでも動きそうだ。
ドル円」今週からドル円逆チャートを見ながら予想をたててみます。三線は上向きで実体は9MAの上にあり108.55で引けて下ります。チャートを見れば上昇3波目と見えます。これは米国利下げ、円買い、円高の思い込みもございますが円高方向に振れそうなチャートです。

ドル円は相変わらず108円前半で揉み合い。9MAを明確に越えられないところが現状の円買い圧力を表しているようだ。上からは21MAが下りてきていて、最接近の場面で上に抜けられなければ再度下値を見に行くことになりそうだ。
NYダウ」強い反発から先週は一休みでした。株価は63MAの上にありその下では21MAを9MAがGCしています。いっぷくから再度上昇かと言う場面ですが、26200$付近は三月に2回戻されている価格帯です。ここを抜ければ上を目指せますが調整終了の可能性も考えられる場面です。63MAの上で9MAの上昇を待てるか否か?と言うことですからここを割ってくれば調整終了!下降波動再開となり25000$を目指します。この場合上昇してくる9,21MAが一旦は下支えすることから急落は考えにくいチャートです。逆に上げてくれば上昇波動に転換、26500$を目指します。上はここを抜ければ邪魔する抵抗帯は見当たりませんので、案外一気に高値をとりに行くかもしれません。

先週の急上昇から一服。63MA上で9.21MAを待つ展開になっている。いずれにしてもFOMC待ち。利下げともなれば急上昇で上昇波動に復帰する事になる。ここから下げても下値が限定的であれば上昇波動転換となりそうだ。
「SP500]株価急上昇、実体は三線の上にあり9MAは上向きの63MAまでもGCしそうです。株価は上昇する9MAを待ちヨコヨコから再度上昇を感じさせるチャートに見えます。
先週の予想と状況は大きく変わらず節目の21000円付近で止まったままです。先週の初めと変わったことは9MAが上を向いて株価に接近してきたことです。これは先週よりも上を見ていけるチャートになったと言うことです。気になるには円高に向かいそうなドル円です。困りましたが上昇する9MA頼りに今週は買いで勝負です!

9MAが上昇してきて、足元のチャートはかなり良いね。ここを飛び出すと高値更新も見えてくるだけに期待感はある。しかしながらここで上値が取れないと大きな三角持ち合いを形成する可能性もあるのでFOMC後の相場を待ちたい。

4063(信越化)株価は下向きの21MAの上にあります、9MAが21MAをGCしそうです。株価と9MAの出会いがその後の株価の動きに影響するとのご意見をいただき注視していましたがどうやら株価は21MAの上で粘り9MAを待っていたように見えます。そうなるとここから株価は63MAを目指すことになります。ただ、ドル円との相関が気になるところです。3ヶ月の相関は0.24、これは無視できない係数値です。迷いますがチャートの形から買いで勝負です!

信越は再度弱い動きで9.21MAを割ってきたが、方向感は薄い。9,000円下の下値の抵抗線はまだ生きているので下値不安は薄そうだが、FOMCの結果次第ではドル円に振り回される可能性があり、参加者も消極的なスタンスを取っていると考えて良いだろう。

心配なのFOMC後です。織り込み済みの利下げ、ハト派対応で閉会しても米国経済下振れが注目されれば相場は崩れてきます。織り込み済みで上げてきた米国相場だけに先が見えません。ならば、売りか?悩みながらも買いで勝負です!

今週はFOMCが全てだから、読みに行くのも難しいだろう。来週の相場に向けてあまり期待せずに結果を待とう。