相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠、こんばんは!先週はご講義有難うございました。大変勉強になりました!!米国CPIは予想通りの結果となりました(前年比 総合 6.5% コア 5.7%)これを受けて株式市場は「物価上昇鈍化」と読みFRBのハト化期待でダウ、SPともに上昇波動の入り口に再度立ちました。為替は円高方向維持、日本株は売り込まれてNYダウ上昇に反して下落いたしました。今週はどうなるのでしょうか?

今週の日銀もなかなかすごい動きだったね。作戦がうまくはまってなかなか良いトレードとなったが動きが速すぎて綺麗に取りきる事はできなかった。最近は米国経済指標悪化に敏感なので気を付けたい。

日経225 下降波動継続中、株価は1/04の25953円を底に21MAまで反発、その後反落して9MAまで下げてまいりました。現在先物は25780円で止まっておりますのでこのままですと9MA下から始まりそうです。そうなると下有利なチャートになってきそうです。現在日経はドル円に反応しておりますので17.18日の日銀政策金利決定会合の結果に大きく影響されそうな気がいたします。下有利と見えるチャートですが決定会合が終了するまでは見守ります。

日銀政策決定会合は変更なしだったが、海外勢は下向きの見方だったようだ。一気にショートカバーを巻き込んで大幅高。現在の日本市場はドル円に大きく影響を受ける相場付きになっている。米株よりもドル円の動きに注意が必要だ。ドル円が戻らなければ日本株は上値が重い展開が継続する。

ドル円 下降波動継続です。よって売り目線で見るべきでしょうが126.3附近は短期底と意識されそうな価格帯ですから注意が必要です。4時間足も下降波動で絶好調ですがRISは10付近ですからまだまだ売りで付いて行くというよりは転換の兆しを待つ場面と考えます(受け売り)

ドル円は下降波動継続。日銀で反発したが一晩で値を消してしまった。上値のトレンドラインがきれいに効いているから、これを上に抜けていかない以上は下降波動継続となるから、それまでは買いで入るときは慎重に行きたい。目先127.215で下値が決まったのか確認したい。日柄的にはそろそろいいところだが、昨日の高値をなかなか抜けないとじり貧となりそうだ。

NYダウ 週足は株価が明確に三線の上に出てまいりました。三線集結から上に抜けたという場面です。直近高値63952$チャレンジです。日足も同様に株価は三線の上に出てまいりました。上を見ていくチャートです。SP500もCPI通過で一安心とばかりに三線集結から上に抜けてまいりました。物価高は好景気と言う見立てなんでしょうか?米国株は上昇基調の入り口です。

DOWはなかなか上値が伸びない展開が継続。昨夜のPPIを受けての大幅安で一旦陰転。32,500を割り込んでくると下値を見に行く展開となるから注意が必要だ。

SP500も上値のトレンドラインが効いている。これを上抜けてこない限り本当の上昇転換とはならない。綺麗に上下に振っているのでここは注意が必要な時間帯だ。

好調の米国についていけない日本ですが今週は日銀会合が大きな節目となるのか?注目です。

今週はSP500やダウにチャンスがありそうです。クロス円も総じて円高方向ですがここは日銀通過までは見ているだけです。

ここからはドル円を見ながら日本株を考えていかなければいけない。日銀会合通過で次回FOMCまではアメリカのターン。経済指標は軒並み沈静化してきているが、これは米国10年債利回り低下、株安、ドル安で反応している。つまり経済指標悪化は円高方向へ振れやすい。現状では1円円高で日経-160程度反応しているようだ。素早く対応できるポジションでドル円の動きにあわせてコツコツ取っていきたい。