相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠こんばんは!ロシア、ウクライナにいよいよ中国が本格介入か?サウジ、イラン国交正常化に動いた中国がウクライナ紛争にも影響力を持ちそうです。徐々にアメリカの影響力が衰退していっている様に見えてきます。米国、EUを中心とした中国包囲網はロシア、中東、アフリカ諸国の中国が影響力を持ち始めた国々と対峙していくことになりそうな気がいたします。エネルギーや食料品など海外に依存する日本の運命に危険信号が灯り始めました。

今週は金融不安に株価がこれ以上反応するのか否かが焦点となる大切な週です。3/22は新月、そしてFOMC。どうなるのでしょうか?チャートに聞いてみましょう(私は耳が悪るそうですが)

中国が介入してでも戦争を終わらせてくれれば世界経済への良い影響は大きいね。その後は中国の影響力増大でアメリカとの新冷戦となりそうだね。

現状では金融不安がくすぶっている。これは第二のリーマンショックまで発展する可能性がゼロではない。この問題がしっかり落ち着くまではロングもショートもリスクを取ったら取っただけロスが出てしまう悪循環になりそうだ。ここは相場が観えるまでは休むのが一番効率がいいだろう。

日経225 シリコンバレー銀行の破綻が引き金となり28700円から26600円まで約2000円下げた日経ですが27300円付近まで戻してまいりました、ちょうど200MA付近です。その後ナイトの先物では米株下落の煽りをうけて300円ほど下げてしまいました。株価は21,63MAの間にございます。頭上では9MAが21MAをDCしそうな場面です。TOPIXのチャートも見てみます。こちらは下値のトレンドライン付近からの反発で63MA付近までもどしました。株価の頭上のDCは日経よりも明確になっています。ただし形としては安値、高値切り上げの上昇波動の中の大きな押し目とも考えられます。そのためには21,9MAを越えて直近高値2071Pitを越えていかなくてはなりません。そしてその前の1975Pit付近にも強い抵抗帯がありそうです。こう考えると9,21のDC完成を尊重して下目線か?

米国次第で毎日日替わりで振られる相場。休むのが良い。

ドル円 ドル円は200MAで頭を打って円高方向に振れてきました。実体は63MAを切ってまいりました。そして9MAは21MAをDCしてきました。金融不安から比較的安全な円買いがその理由だそうですがわかりません。チャートは下方向の確率が高い形です。

FOMCを受けてドル安方向の目線で見ている。高官発言等で振られるのでリスクの取りすぎは危ないが株よりも方向感はつかみやすいので今は為替中心の売買が比較的優しい。

NYダウ 一旦200MAまで戻してその後反落、31861$で引けました。株価は三線の下で弱いチャートです。再び30000$割れチャレンジか?ボックス下抜けが決め手に加算されます。

NYも方向感は感じ取りにくい。これも休もう

金融不安が世界を駆け巡ります。クレディスイス次第で来週の動きは決まりそうですね(受け売り)UBSが買収の協議中とのことですがよくわかりません。例えば買収で話がまとまれば相場は上昇なのでしょうか?また買収するとなればUBSの経営はいかに?そしてアラブの王様のSNBがなぜこの時期に追加融資はできないなどと発言したのか?そしてこの騒動の中FOMCです。利上げ一旦中止と言う見方もございます、また粛々と0.25%で行くという意見もございます。ここは金融不安の解消に一役と言うことで利上げ一旦中止となる可能性が大と考えます。その期待がNASのチャートに表れている気がいたします。

そうなればNASDAQ三線集結から上となりそうです。いずれにしろクレディスイスFOMCとややこしい場面ですから様子見か?クレディスイス買収が不成立、FOMC0.25%利上げ となれば相場は下買収成立、利上げ中止となれば相場は上これが互い違いになるともうわかりません。為替は円高方向ですから日経も戻り一杯で下目線か?と言うことで今週は下目線、ポジション取るならばDCしたドル円の売りか?

迷うばかりで決定打にかける予想です。

悪くない考えだよ。無駄な売買をして資金を減らす相場付きだからね。株は休んで為替でコツコツ取るのが無難だね。