相場の風~師匠から弟子へ~

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転換の可能性

先週の東京市場は、出来高の増加は見られなかったものの、順調に推移し先週の高値を更新。引けでは上回らなかったものの、週末の米国株急騰でCMEnikkeiも大幅高で帰ってきていますから、月曜日は大幅高でのスタートとなりそうです。その他、ドル高になっていますから輸出関連銘柄もショートカバーが進むかもしれません。
ただ気をつけたいのが、月・火・水曜日が中勢波動の上値となる可能性があることです。見通しとしては、先日書いたとおりで今現在で最も有力な可能性として考えていますが、もしも米国株高継続等好材料が重なりそれを超えてくる可能性もあります。上昇が継続する場合には今月31日前後が次の候補となります。その場合の上値目処は14400円-14600円程度でしょう。しかしながら、14000円は市場参加者の多くが意識する水準で、14000円前後では上値が重くなる事は確実ですから、一気に抜けるだけの力がなければ調整入りとなりそうです。ここから上値ではあまり無理をせず近いうちにやってくる調整を待って買いに行くのが良いのではないでしょうか?
米国株ですが、先週末の上昇で今年1月からのレンジをブレークアウトする可能性が出てきました。DJI・NASDAQ・SP500共に先週水曜日に小勢買転換しており、ドル/円も同様です。しかしながら先週末時点では明確にレンジをブレークアウトしたとは言えず、もう数日確認が必要でしょう。上値の目処はSP500で1400-1410に強い限定線がありますからそれを抜けるかどうかがカギとなりそうです。