相場の風~師匠から弟子へ~

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弱い

昨日の小反発も結局夕場の19,030円までしかなかったね。
一転ドル円も110円台で帰ってきて、朝からまたじわじわと売られる一日になってしまった。
注目すべきは今日のチャートだね。日経平均は、昨年12月から続いたレンジの下限まで来てしまったし、TOPIXはレンジの重要な節目である1,500Ptを陰線であっさり下抜いてしまった。
分かりやすいからTOPIXで観てみるとこの先1,400Ptまで抵抗線がない状況になってしまっているから、適度な戻りが入りながらも9MAで跳ね返されて1,400Ptを取りに行く事になりそうだ。
ただ、一つ気になるのがドル円の動向だよ。110円を下値に煮詰まってきている。テクニカルもあまり余裕がない状況が続いているから厄介だね。一旦21MA辺りまで反発するか110円を割ってくるかで目先の日本株の動向に影響を与えるから注意して観て行こう。
まぁ、いずれ下降波動が確定している以上は売りに分があるのは前から書いている通りだよ。


余談:先日このブログに登場した新人証券マン君もこのブログを読んでいるそうだ。以前紹介した一目均衡表の研究を買って勉強中だそうだけど、頑張って勉強してほしいね。
日数計算も大事だけど、すべてはローソク足移動平均線の中にあると言っても過言じゃない。
基本・定石、みんな当たり前に知っているものの中にこそ、ほとんどの人が理解していない本質が隠されているものだよ。多くの投資家が探し続ける聖杯は、最初からみんなの目の前に在るのかもしれない。