相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

今週の添削は、弟子の予想が間に合わずお休み。
一番弟子復帰の5連勝が掛かった週を休むのはどうかと思うけど・・・来週に期待しよう。
と、いう事で今週は解説のみ。


まずは米国から、先週の米国市場は反落。DOW・SP500共に9MAまで押してきた。両指数とも21MAが63MAを抜けてはいないが、9.21MA上昇中で上昇波動は継続中。
今現在の状況を考えれば、下値に抵抗するラインが多く急落の可能性は無い。しかしながら日柄を観ると前回の下降波(40日)に対応する日数(41日)で直近の高値を取っている。可能性とすればこれによって調整波(今回の上昇波)が終了し、再度中勢下降波が開始される可能性は否定できない。その場合の下値目途はDOWで22,000前後、SP500で2400pt前半から半ばとなる可能性がある。


ドル円は、111円台まで上昇。3線は全て上昇中だが、日数・値幅共に伸びて来ている。日数的にもそろそろ調整と考えるところ。9MAで止まれば延長もあり得るけど、基本は21.63MAまでの調整も念頭に置いておきたい。今後の動きによって本格的な調整になるのかどうか見えてくるだろう。


日経・TOPIXの日柄はドル円とほぼ一致。直近の波動を観る限りではドル円との相関性が明らかに戻ってきているのが見て取れる。日数的にも不足は無いからドル円が調整となれば日経・TOPIXも調整入りと考えるのが妥当か。
3線の並びも良好で波動は悪くない。上値の23,000円はやはり重いようだ。21MAで止まるか、63MAまで押すかによって今後の波動に影響が出る。今後の動きを総合的に見て判断して行こう。


弟子も慣れてくるとすぐ手を抜いて、各指標の分析が適当になってくるから、手を抜かずにしっかり基本を守って一つずつ分析していく癖をつけないと上手にはならないよ。