相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠今晩は!いよいよ本年最後の相場です。+74万円ですから逃げ切れるか否かは今週に懸かってまいりました。
こんな話を嫁ハンとしていたら、お店も何軒もつぶしてきた(6件くらいです)から今がある!相場も負けんと勝てないんとちがう?と生意気にも嫁につぶやかれました。本年最後の相場にムチをいれられました(苦笑)そう言われれば何件も店を潰してきましたが借金が増えてもビビルことはなかったです。相場に関しては今のところまだノミの心臓です。今週もビビリながらの売買です。
嫁さんには頭が上がらないね。苦笑 商売は試行錯誤しながらすべて一から自分で作り上げてきたものだから失敗も仕方ないね。でも相場に関しては先人の知恵や研究の成果がある。私に師事して最短距離を走っているのだから負けてばかりじゃ困るねぇ。
現在夜の11時50分です。ダウは続落から始まりました。ドル円は110.3付近までの円高です。恐ろしいことにCME日経先物はなんと19340円(日経比−800円)です。まさかのブラッククリスマス。どこで反発するのかよりも「落ちるナイフをつかむな!」状態です。
弟子の好きなアノマリーでは上昇の予定だったけどねwww年末にかけてこれだけ不安定な相場も珍しい。
「日経」三線は下向きのPOで株価はその下にあり陰線で引けております。どこまで落ちるのかを探ることが今週のお仕事です。過去の大暴落チャートを見ても暴落後の反発をまともに食らうと半泣き必至です。どれだけ半泣きになるかというと、、、、、。
一位2008/10/14(リーマンショック中の大リバウンド前日比+1171円(14.5%)
二位1990/10/02(バブル崩壊中の大リバウンド)前日比+2677円(13.2%)
三位2008/10/30(リーマンショック中の大リバウンド)前日比+818円(9.9%)
四位1987/10/21(ブラックマンデーの翌日の大リバウンド)前日比+2037円(9.3%)その後11/10付近でさらに深い二番底形成
五位1997/11/17(特に名前なし)前日比+1201(7.9%)
しかし、大反発後ですがほとんど一週間以内に逃げ場が訪れてきます。これは、下降波動の中の出来事だからですね。
このままですとCMEに引きずられて19400円付近から始まりそうです(これからの展開にもよりますが)三空は買いに向え!の足型が完成いたします。RSIは22.3963MAとの乖離は90.66と非常に高い乖離です。この2指標は明らかに反発のサインではないのでしょうか?ただ反発ポイントは17年9/8(19229円) 17年 4/17(18224円) そしてまさかの16年6/24(14864円)となりますのでどこで反発するのかが難しいところです。指数からみればいつ反発しても良いのではないかと考えます。
火曜日の日経平均は今年最大の下げとなったね。本来であればもうひと押ししてくれると綺麗に反発するところだけど、なかなかうまくはいかないようだ。9MA移動平均乖離率が-8.35%まで拡大しているからいつ反発してもおかしくない水準まで来ている。
過去の急落相場でもそうだけど乖離率が大きくなればなるほど9MA戻る力が大きくなる。急落時は行き過ぎる事が多い分、反発時は瞬間的に大きな値幅となりやすい。
TOPIX三線は下向きのPO、株価はその下で陰線で引けて下ります。こちらも乖離率やRSIから見ればいつ反発してもおかしくない様に見受けられます。しかしチャートから見られる反発ポイントは17年4/17(1452)や16年6/24(1192)ですからここも機能するかどうか不明です。
上昇中の短期的な押し目だから1452は抵抗線とは言えないね。1200ptあたりは分かりやすく心理的抵抗線と言えるだろう。
ドル円ドル円のチャートはまさに下向きのPOが始まったばかりという様なチャートです。実態は下向きの三線のしたにあります。急落ですがまだ下を見て行けそうなチャートです。
ドル円はようやく波動が転換したようだ。先週三角持ち合いからの下放れとなり、世界経済の状況次第では来年の相場は円高方向中心の相場となるだろう。目先一旦戻すだろうが、110円を割って来れば108円が次のターゲット。
「NYダウ」こちらは、えらいこっちゃ!の真っ最中で現在前日比−653ドルの21792ドルです。三線は下向きのPOで株価は三線のしたでとても弱いチャートです。こちらも乖離率やRSIは底打ちを示す数値になっておりいつ反発しても良い状態です。しかしこのチャートから買いに向かう勇気は出てまいりません。
DOWも綺麗に崩れている。現状企業業績は良好ながら問題山積で市場環境はあまり良くない。既に反発できるラインには来ているが、反発開始のトリガーが見えにくい。
「SP500」多分こちらもエライコッチャ!の最中でしょうがチャートは21日の引けで止まっております。しかしこちらも三線は下向きのPOで株価はその下にあります。21日の終値は2416Ptですが考えられる反発ポイントが見つけにくく2100Pt付近か2016年の2月付近の1800Ptくらいでしょうか? 
基本的にあまり下値の目途となる抵抗線は少ない。しいて言うなら2200ptから2000ptの価格帯を一旦下値の目途として観ておこう。その価格帯での動きによって1800ptに向かうかどうかが分かるだろう。
さてこのような状況で売り買いを判断するわけですがそうこうしているうちにダウ前日比-653、CME日経先物日経比-916の19250円をつけてまいりました。まさに落ちるナイフ状態となりました。しかし売るにしてもえらい低いところからの売りでやりにくいし、指数を信じて買いにいくのもこれだけ勢いよく下げているのですから買いにくい。悩みます!ドル円円高に向かう事を信じて売りで勝負です!すごく低いところからの売りになりますが勝負です!
予想するにも今週はなかなか厄介な相場だね。ほとんどの指数が既に売り込まれている状態で反発の可能性がある水準。ドル円はまだ下げ余地はあるけれど相関性の高さで行けばDOWの方が影響力が高いだろう。これまでの下げ具合から見て一旦9MAまで戻されると大きく踏み上げられることになるから厄介だ。
それでは師匠おやすみなさいませ。
年末くらいは気持ちよく過ごしてほしいから、今週は特別に早めの利食いを許可したよ。弟子は昨夜利食いしたみたいだね。何とか利益で今年を終われたようでうれしいよ。来年は前半からしっかり利益を積み上げられるように頑張ってほしいね。
最近新しく読者の方(サルさん)からコメントを頂きました。読者の皆さんからのコメントお待ちしています。どうぞ宜しく。