相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

今週の予想

日経225:ドカンと落ちて63MAのすぐ上で止まりました。株価の上にある9MAはした向きになりやや横向きの21MAをDCしそうです。深夜先物の戻しから考えると金曜日を底に反発しそうな気配です。この反発が21MAまでかさらには9MAまでかは読めませんが、出来高をともなった陰線ですからここは「一旦戻してその後反落」又は「その後持ち合い」と考えます。波動は短期下落波動に転じましたので日柄から考えるともうすこし下に行くような気がいたします。

3月4日は転換日として機能したようだ。しかしながらこれで上昇波動終了と考えるのは早計なので注意したい。21MAは上昇しているから9MAが下にもぐってもそのまま下降波動にはならない。ダマシのデッドクロスを経る必要がある。

株価は21MAをスルーして63MAまで突っ込んだが一旦反発となった。先週の米国経済指標やFRBの姿勢軟化で米株反発と円安で警戒感が薄れているようだ。

一旦9MAの上まで戻って来たが再度21MAを割るようだと相場付きに変化が出てくるだろう。

TOPIX:こちらも225とよく似た感じのチャートです。こちらも一旦戻しますが下がり来る9MAに頭を抑えられて下を見に行きそうなチャートです。

TOPIXも同様だが日経に比べ弱い。本日ちょうど9.21MAで終わっているので明日反落すると弱含む展開になる。

ドル円GCした9、21は上向きで実体は21MA上にあります。63MAは下向きです。日柄からすれば下降波動中の調整はあるかもしれないが基本的には円高方向に向かって行くチャートに見えます。

21MAを割り込んできていないので下降波動と読むのは気が早い。現状では上昇中の9.21MAの間にあり、21MAが下値を支えているから上昇波動継続中と考える。9MAを越えてくると再度112円にトライする可能性があるが、21MAを割り込めば63MAを試しに行くことになる。上昇波動と下降波動の境目に位置している状況で予断を許さない場面と考えよう。

ダウ:雇用統計が予想を下回り一時は220[$]も下げましたが終わりにかけて[-]20[$]まで戻しました。ここから更に戻して21MA、9MAまで戻すのでしょうか?日柄から考えれば戻したところで、単なる調整で63MAまで下を見て行けるチャートと見受けられます。

DOWは、経済指標鈍化で売られ21MAを割って来た。昨夜は大きく反発したものの依然9.21MAの下にありチャートは弱いままだ。下降してくる9MAが上値を抑えるようなら再度下方向と考えられる。21MAはもうしばらく上昇傾向が続くがほぼ横ばいなので効くかどうか微妙なところだ。今夜のNYである程度見えるだろう。上値が出ないようなら63MAを目指す方向となるだろう。

SP500:こちらもダウとよく似た形のチャートです日柄から考えればたとえ戻しても下を見て行けるチャートに見受けられます。

SP500は、DOWに比べて状況は少しだが良い。再度21MAを割らずに粘れれば再度復帰できそうな位置だが今夜の相場次第で流れが決まりそうだ。

現在4:55ドル円は63MA上で戦っております。日経は各指標から見ても一旦反発、日柄から考えればその後反落又は持ち合いと考えられそうです。日経寄与度の高い銘柄のチャートを見ても概ね下落を暗示しております。今週は一旦戻すとも最終的には下落と読み売りで参戦いたします。

信越化学:株価は63MAを割ってまいりました。やや下向きになりかけた21MAをDCした9MA、63MAも下向きにです。ここはもう一度売りで参戦です。

信越化学の読み筋は大雑把に言えば悪くはない。けど、日経の位置63MAから反発の可能性とドル円が21MAで粘った(反発の可能性)を考えると一旦9MA付近まで戻る可能性を考えなければいけない。特に値がさハイテク株はドル円に敏感なので踏み上げられる可能性がある。それを勘案した結果なら外れても問題ないけど、ちゃんと想定した上の売りかな?まさか、パッと見てもう一発売りだろうとか考えてないよね。