師匠今晩は！米議会の「香港人権・民主主義法案」に署名するか否かに明言を避けたトランプ大統領。中国に配慮した態度は米中貿易戦争回避に一歩前進か（11/23）これを受けて今週のダウはどう反応するのかが興味深い。
米中問題は一旦沈静化したようにも見えるけど、香港区議選の結果を見ると一筋縄ではいきそうにないね。民主派が圧勝したからと言って中国が黙って見ているわけはないから、香港の状況は新しいフェイズに入るのかもしれない。トランプの動き次第で急変もあり得るから注意して行こう。
今週の予想です
「225日経」11/21の首吊り線にもめげず戻しましたが下降する9MAで頭を抑えられて21MA下まで戻した形で終了いたしました。トレンドライン中間線と上値線の真ん中に引いた（仮にU-1）線で反発、9MAでもどされ狭い範囲で動いている印象です。この狭い範囲をどちらに抜けるいかが今週の勝負どころです。日柄からすれば下有利でしょうが首吊り線にも負けず戻してきた金曜日のダウと中国に配慮したトランプ大統領の発言が気になります。もちろん米中は互いに一歩の引けない状態です。ここでトランプ大統領が譲歩するわけは無いのですから香港を見捨てて考えも付かない条件を中国に突きつけるのでしょうか？ダウしだい、米中しだいと言う日経ですがチャートを読み解き売り買いを決めていきます。
先週も話したけど、日経の首つり線は目先反発の合図だろう。長い下髭は目先買い。あのタイミングでショートは全て手じまった。週初の本日は9MAを越えて来たが、一旦9.21MAを挟んでの展開となる。21MAで粘るのか63MAを目指すのか、日柄的には63MAに向かいそうだがドル円と米国株を見て行こう。
「TOPIX]戻ろうとした株価は下向きになった9MAに頭を抑えられて9MAと21MAの間に入ってまいりました。21MAは上向きなので、陽線が目立ちますので日経よりも強い印象がございます。上下どっちと考えれば下降する9MAが効いている印象ですから21MAトライの下抜けと考えます。
TOPIXも似たチャートだが、基調は日経よりも強い。先週は9.21MAの間で推移していたが本日9MAを抜けて来た。TOPIXだけ見るとまだ上昇の可能性を残したチャートとなっている。
「ドル円」こちらは微妙です。下降する9MAと一旦割り込んだ下値抵抗ラインのややこしい場所で動いており現在108.69です（3：50）上か下かと考えればDCした9MAをとり下目線で考えます。
値動きが乏しくボラティリティが低下してきているから、なかなか読みにくいチャートになってきている。9.21MAはデッドクロスしており下優位にも見えるが、すぐ下には63MAもあり動きにくいか。9.21MAが近い為、一本上げられてしまうとチャートの見立てがひっくり返されてしまうので注意が必要だね。
「NYダウ」もどして27875＄9MAの上にでてまいりました。三線上向きで株価はその上に出てまいりましたので上下を考えれば上目線のチャートに見えます。見方によれば上昇三波目のエクステンションかもしれません。そうなると下に見なければなりません。ここは難しいところです。
DOWのチャート自体は上昇波動継続。日柄的には調整もあり得る所だが、9MAを明確に割ってくるまでは上昇波動継続と見ておきたい。21MAがすぐ下にあるため安心感はあるか。
「SP500]こちらも株価は9MAの上に出てきましたが首吊りの陰線です。ダウに比べれば弱く見えますが一応株価は三線の上ですから上目線で見てまいります。
SP500も上昇波動継続中。DOWよりも傷のない綺麗な上昇波動となっている。とにかく21MAにタッチするまでは特にコメントのしようがないね。
アメリカはトランプ大統領の対中配慮もありあがりそうな気配を感じますがドル円のDCとTOPIXの下向きの9MAを頼りに売りで臨みます！
4063（信越化）63MAで反発、やや戻しましたが9,21MAは下向きでさらにDCです。週足を見ても21週線でも戻してはいるものの陰線が続いております。前回の下げは週足で47週でしたからソロソロ波動転換、もしくは調整に入っても良いように見えます（師匠の受け売り）よって今週も4063は売りで勝負です！
信越は63MAで下髭を引いたので一旦反発の動き。個人的には調整に入ると考えているが、問題は9MAで止まるか21MAまで戻るかだろう。本日9MAに当たって陰線を引いているがここから反落して来れば再度63MAチャレンジ。割って来れば本格的な波動転換を考えたい。
それでは師匠！おやすみなさいませ。
