相場の風~師匠から弟子へ~

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調整入り濃厚

しばらく忙しさにかまけて更新を休んでいるうちに、ようやく小勢売り転換となりました。米国株も同様に2日間の大幅安で小勢売り転換・ドル/円も同様の動きとなっています。前場では、日経平均13658円まで突っ込みましたが、その後切り替えし、後場は一本上げでほぼ高値引けとなりました。
さすがにこれだけの戻りは想定しませんでしたが、参加者の心理には、これまでの上昇がありますから今回も上値を再度取れるという考えから押し目買いを入れた向きもあるでしょうし、売り方も前回踏まれていますから早目のカバーとなった向きもあるでしょう。
本日の動きで、まだ参加者の中に上昇の余韻が感じられます。しばらくは余韻を引きずった買いもそこそこ続くでしょうが、実際のところ本日で大体ショート・ロングが一巡した印象がありますから、これからの動きが重要です。米国株次第では、もう少し戻りがありそうですが、それが絶好の売り場を提供してくれるでしょう。まだ強いと想い、雰囲気で買いに行くと痛い目にあいそうです。

これまで積み上げてきたショートは前場でカバーし、先物はドテン買いを入れましたがONせず決済。さすがに14000円まで戻るとは思いませんでしたが好都合なので、明日か来週月曜日に動きを観て再度ショートを入れる予定です。
基本観は、以前週間展望に書いた通り(若干上値が変わってしまいましたが)収束波動(三角持ち合い)となるのではないかとの考えを捨てていません。


いくら頑張っても、相場に自分をあわせなければ勝てません。個人の思い込みなどほんの数日で断ち切るだけの力を持つのが相場ですから、相場の行きたい方向を感じとりながら無理せず長く付き合いたいものです。