相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

こんばんは、師匠。先週はお見苦しい売り買いで申し訳ございませんでした。
今週の予想
日経平均株価はついに63MAの上に出てまいりました。
上昇する9MAに守られてさらに上を目指すのか(63,9がGCしそう)はたまた日柄19日目で付けた高値の陰線(木曜日)を合図に短期上昇波動転換となり下降波動再開となるのかを悩むのが今週のポイントです。
どうもまだ波動の理解が浅いみたいだね。売り転換する可能性を言いたいんだろうけど、短期上昇波動転換は書き間違い?この場合は小勢売り転換と書くべき。
あくまで考えるべきは小勢ではなく中勢波動。全体の流れを読むのが波動の重要なところだから目先に捕らわれずに判断しないといけないよ。
日経は、株価が63MAを抜き9.21MA上昇中、この場面では63MAが下向きでまだ心もとないが、すぐ下の9MAと合わさって下値の抵抗線としてそこそこ効きそうだ。目先大きな問題がない限り22,000円がサポートラインとなりそうだ。
TOPIXをみてみると株価は63MAの直下にあり上昇を抑えられているように見えますがGCした9,21MAは上向きですがこちらも日柄からして上昇一服?
こちらは確かに63MAに頭を押さえられていた。それでもすぐ下に9.21MAがあり波動自体は上昇転換しているからそれほど弱気になる場面ではないね。
さて困ってまいりました、決定打がございません。
こう言うときにはドル円、ダウ、SPを参考に今週の相場を探ります。
ダウは先週の添削にも御指摘いただいた通りダマシのGCとなり3本下げて下向きの21MAの上で止まっておりますが弱そうなチャートに見えます、SPも同様です。
こうなると米国弱しとなり日経も下げ目線で見られます。
DOWは、上値のトレンドラインは何とか超えているもののSP500は綺麗に抑えられているのが気になるね。小勢は上昇転換しているものの相場全体としては上げきれず、下げる理由を探しているのか擧材料を待っているのか判断が難しい。ただ一つ言えるのは中勢下降波動が継続しているという現実だけだね。
一方ドル円ですが株価は63MAの上にあり下降する63MAを9MAが上抜きGCしました。また21MAも上向きですから上目線で良いチャートに見えます。と言う事は日経にとっては上げ要因となります。
この前から書いていたけどドル円はやはり転換していたようだ。この後の調整波を観てみないとその先は読めないけど企業の想定為替レートから見ても悪くない状況になってきているね。
SPは下げを、ドル円は上げを示唆しているように思えてここでも困ってまいりました。
こうなれば相関で!
ドル円・日経30日相関  0.65
ダウ・日経30日相関   0.56
ドル円・日経90日相関  0.76
ダウ・日経 90日相関  0.72
相関の高さでドル円を取り今週は買い、買いで勝負です!
相関を取るとるという考え方はいいと思うよ。以前はドル円との相関が随分薄くなっていたけど、徐々に本来の動きに戻ってきている印象だね。
ここで朝の5時過ぎです。またまた特攻2銘柄、申し訳ございませんがお休みいただきます。
スミマセン師匠。
もう少し丁寧に、参考にする銘柄ごとの3線それぞれの動きを書いていかないとだめだよ。
相変わらずどうも最初から上か下かを考えすぎている。最初にきちんと相場を判断する材料をそろえてから上昇か下降かを決める癖をつけよう。


一応上昇しやすい四月相場は何とかなりそうだ。来週のゴールデンウィークは米国でFOMCや雇用統計などイベントが盛りだくさんだから注意して行かなければならない。米長期金利の動向も気になる所。
Sell in May,and go away