本日の東京株式市場は、小幅高の小反発。日経平均株価は、前日比28.12円高の14528.67円。寄り付き売り先行で始まったものの売り切れず、押し目買いも入ったようだが買いの勢いはない。出来高も膨らんで来ないところを見ると、薄商いの中で短期筋の買いが少し入った程度のものだろう。どこもかしこも日経平均反発のニュースで驚くが、実際の所、本当に一旦目先の下値を取ったのかどうかは現時点では判断できない。先日掲載した波動図でも書いたが、米国株式市場もそろそろ一旦反発しやすい時間帯に差し掛かっているので一応期待しておこう。
225先物短期判断は、NEUTRAL(中立)
個別銘柄では依然ほとんどの銘柄が買える状態にない。その中で数銘柄に波動の好転が感じられる銘柄を掲載。
＜主力・大型株＞2371.8766.5405
＜新興市場銘柄＞3859.2766
指数自体は、一旦反発したがどの程度継続するか怪しい。ほとんどの銘柄が買える状態にない以上は、相場付きは弱いという判断である。反発狙いで入っている短期資金もリスクを感じればすぐに手仕舞いしてくるだろう。東京市場は政治や官製不況など国内事情による弱さに加え、米国株式市場に大きく影響を受ける主体性のない市場となってしまっている以上、無駄に手を出さずポイントポイントで取って行くしかない。何よりも負けない事を優先すべき時期のように感じる。
