相場の風~師匠から弟子へ~

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やはり反発

米国株式市場続落ながら、東京株式市場はようやくの反発。寄り付きから買われたものの買いが続かず、後場寄りで本日も売られ日経平均TOPIX共に安値更新したものの、先物主導で切り返し下ひげをつけての陽線引けとなりました。そのまま売られて終わっていればさすがに投資家の失望感が更に強まり、下値の見えない展開が継続する可能性がありましたが、少しはマシな状態になってきたようです。昨日今日と出来高も多く、取り合えず目先の売り物をこなしたようです。しかしながら本日の安値が下値となるかは未だ流動的で、東京市場の腰の弱さや米国株式市場の動向などリスクの高い状況が続いていますので注意が必要でしょう。今夜の米国と明日の東京を見れば大体の雰囲気を感じ取れそうです。

今日の時点では、これまで売り込まれた銘柄が大勢を占め、波動の悪化しているものばかりで通常では買いに入れる状態ではなくなっています。しかしながら今回のような大幅下落時では、波動の転換を予測し取れる範囲内でリスクを取っていかなければ利益を得る事は難しいといえます。個人投資家であれば難しくリスクの高いときには売買を自由に休めるという特権があるのですから、もう少し楽に稼げる相場を待つのも良いでしょう。

225先物短期判断:BUY(注:高リスク)

反発時期待銘柄:9983.9433.6753.2871.8766(リスクを取れるなら、明らかに売られすぎた優良銘柄も良い)