相場の風~師匠から弟子へ~

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総悲観

本日の東京株式市場は、寄り付きこそ買われたが上値を追えずもみあい。後場寄り付きから売られ昨年来安値を更新し全面安。新興市場は大幅続落となり下値が見えない状態となっている。個人の信用損益が25.9%となり、未だロスカットすら実行できずに新興につかまっている投資家が多い事を現している。相場だけでなく何事にも損切りは必要であり、その判断の遅れが再起不能にする。読者においてはロスカットを厳守される事をお勧めする。
さて、これからの東京株式市場だが、日経平均が下値の有力な心理的限定線であった14000円を割れて引けている。さしたる反発無しにすんなりと割れてきたところを見ると、市場参加者がいかに弱気になっているのかが良くわかる。しかしながら、一度に売るにしてもそろそろ下値を売り込みにくい水準になってきた。個人的にはショートポジションは解消し、買うタイミングを計る時間に差し掛かっていると判断した。早ければ明日から2〜3日中には目先の下値を取るのではないかと考えている。その場合は、波勢の悪化しすぎている新興はほどほどにし、主力大型株を中心に買うのが良いと考えている。総悲観の中にどっぷりと浸からず、相場全体を俯瞰しながら冷静に機が熟すのを待つ姿勢が勝ちをもたらすと心得たい。

225先物短期判断:NEUTRAL(中立=買い待ち)

波動好転銘柄 本日は掲載しない。