相場の風~師匠から弟子へ~

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崩れた?

東京市場は、粘り腰で何とか崩れずに我慢しているところですが、東京市場を取り巻く環境が着実に悪化している事に注意が必要な場面に差し掛かっています。原油高は米国と比べ日本には若干の優位性がありますが、これまで値を保ってきたNasdaqが崩れた事で、米国株式市場の下げ足が速くなる可能性が高まってきました。
金利政策の舵取りが難しい状況になっているなか為替介入発言でドルが買われていますが、利上げ無しの口先介入では思ったようにドル高に誘導できていない現実があります。このドル高に対して日米株式市場の反応も悪く、ドルの上値がそれほどでないと分かれば再度売られる事になりそうです。
米国株式市場は、いかにも波動が悪く再度底を試しに行くようですが、東京市場も先日までの上昇波動で随分と日数を延ばしましたから、しばらく時間調整が必要でしょう。