相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

 

師匠、こんばんは!

今週の予想

「日経225」約1ヶ月半23,000円~22,000円のボックスの中で動いております。円高もあいまってCEM先物は22335円まで下げましたので月曜日はこの付近からのスタートとなりそうです。今週はボックス下限の22,000円を割り下方向に動くのか、22,000円付近からの反発で再度23,000円を目指すのか?そんな場面ではないでしょうか?22,000円付近は一目の雲の上あたりでもあり底堅い印象があります。
株価は21MAの下から始まりそうです、三線はまだ上向きなので大きく崩れそうに無いチャートに見えます。今週はボックス下限22,000円と21MAの22500円との狭い範囲で株価は動きそうです。またまた上下は微妙な場面です。各種指標を見てみましょう。

日経平均は変わらず。相変わらず狭い値幅で推移している。日柄も随分間延びしている事から、上に抜けられなければ一旦下を試すところだがNY次第というところは未だ変わっていない。

TOPIX」株価は上向きの9MAに止められた形で短い陰線で引けております。こちらも下限1530Pitと上限1600Pitのボックスの中の動きが続いております。225先物の動きに準じてボックス下限付近からの動きとなりそうです。ただし225と異なるのは下限付近は上昇する63MAと重なるところですので225よりは反発と読みやすいチャートに見えます。上下を問われれば上向きの63MAが効いて反発しそうな場面です。

TOPIXも同様で動いていない。三線が収束してきているので63MAを見に行きそうな場面だ。チャート的にはギリギリ上昇とも言えなくはないが、上値も下値も出ない膠着相場となっている。変化が出るまで様子見だろう。

ドル円三線集結から下方向に抜けたように見えますが一旦割ってきた106円をヒゲで戻してまいりました。これからの動きですが一度下降する9MAまでもどしてその後再度106円ブレークにチャレンジ!そんな感じのチャートに見えます。

先週末に106円を割って来た。ここで106円をしっかり割って来た事は大きいが、米国が追加緩和や補助金で更に多額の資金を供給するとの見通しがドル安に向かっているようだ。

「NYダウ」三線は上向きで上昇波動継続中、株価は9MAと21MAの真ん中付近に位置いたします。ダウ先物は26300方向ですから上昇する21MAを目指す動きとなりここを割るかどうかが注目される場面です。上向きの三線の状況から21MAで反発する確立が高そうです。

DOWは、9.21MAの間に入ってきている。21MAには届いていないし一応上昇波動継続だが、追加の資金供給がどの程度反映されるのかが焦点となる。転換を匂わせる形になってきているから63MAまで押す場面がくれば下への対応を考えるべきポイントになる。

「SP500」直近高値を更新したあとの調整ポイ動きのSP500です。三線は上向きの拡散で、直近高値更新、株価は21MAまで調整してその後上昇と言う場面です。

SP500は、先週末下げたものの大きく落ちていない。上昇波動継続。facebookの調子は悪いが他のGAFAMに助けられている形だろう。

気がかりなのはNASDAQです。最高値からの調整は21MAを割ってまいりました。9MAが少し垂れてまいりました。63MAまでの調整を考える場面でしょうか?NASDAQから崩れる米国にならなければいいのですが。

NASDAQは、21MA割れからの戻り。9MAを越えてくれば元の波動に戻るが、ここのところ少々上下に値幅が広がってきているので再度陰線で9MAを割ってきた場合63MAを目指す動きになるだろう。

CME先物につられて22300円付近から始まりそうな日経ですが各種指標を検討した結果一旦反発しそうな今週です。ということで今週は買いで勝負です!

4093(信越化)三線は上向きの拡散、株価は三線の上にあり強い形です。最高値13945円チャレンジと言う形ですから「買い」で勝負です!気がかりはRSIが73付近だと言うことです。

先日までの調整で過熱感はそれほど高くない。上昇波動継続。全体が崩れなければまだ上昇が続く可能性が高い。

米中の大使館撤退合戦は株価に大きなインパクトを与えるように思えますが調整程度の動きの米国です。中国でも株価は下がりました、米国に比べて上海総合や香港ハンセン指数は弱そうなチャートに見えますがいびつな市場ですからどうなることやら?まぁ、中国に限ったことではないので相場が現実と向き合う時どうなっていくのでしょうか?

日本株は、まだ板挟み相場から逃れられない。米国の政策によって紙幣増刷によるドル希薄化=円高、政策による米株高との間で身動きが取れない状況にある。このバランスが崩れたところからが次の展開への始点となるだろう。どちらか一方へ動き出す変化を逃さないようにしっかり観ておきたい。

注目銘柄は今週もお休みで全く申し訳ございません。それでは師匠、おやすみなさいませ。

見習い弟子