相場の風~師匠から弟子へ~

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添削

月末月初はなかなか忙しくて更新お休みしていたよ。ドル円介入から、ドル円
リ上げ、米金利上昇、株安で動きが悪い。下手に手を出しても手残りの少ない状
況だから新しい動きが出てくるまではキャッシュポジションを高めておとなしく
しているのが一番効率が良いだろう。まずは今夜のCPIを楽しみに待ちたい。久
しぶりに添削してみようか。
先週は日柄、RSIともに反発の場面で、しかもボックス下限でしたので比較的予
想の立てやすい場面でした。 株価は下向きの21MAまで反発(なんで買いに行か
なかった!!悔しい)その後一旦下に振られました。先物の価格からすれば日経
は上向きの9MA付近から始まりそうです。 日経225 株価は上向きになった9MAに守られながら再び21,63MAチャレンジか?
もしくは9MAを下にクロスして4度目の22500円チャレンジか?と言う場面です。
株価は上28500円下25500円の比較的広い値幅を上下するボックスの中にありま
す。現時点では株価はそのボックスの真ん中あたりに位置していますので上下が
微妙です。
再度の円安進行は悪くないが、米国の波動が悪すぎる。21MAからの反落は想定し
やすかっただろう。基本的には外部環境に左右されやすく、機敏な立ち回りが必
要な相場になっているから無理に手を出す場面ではない。私もかなりポジション
を絞っていてインバウンド関連のロングとチャートの弱い大型株のショートで組
んでいる。現状は大きくポジションを取る魅力を感じない。
ドル円 株価は三線の上、上昇波動継続中です。雇用統計の良化継続でFRBのタ
カ派懸念で金利のさらなる上昇期待で一段上を目指すのか?日銀介入との綱引き
で145円付近でヨコヨコの動きです。上昇三波をおえて一服と言う場面で短期的
にはノーポジ、中長期的には買いでスワップ稼ぎか。
やはり前回の介入によってボラティリティは低下した。上値は介入が怖いがドル
を売る理由も無い状況。介入期待でショートも入るからバランスは取れているよ
うだ。高値を更新しているがボラティリティーが大きくないので介入もしにくい
だろうが、目先の上値目途は148円程度、ショートスクイズで上に放り上げられ
ると絶好の介入タイミングになるかもしれない。介入なしでは下値を見ても145
円の抵抗線が効きそうだ。
NYダウ 金利上昇懸念から株価は下向きの21MAにあたり9MAを抜けて再度下落の
様相です。日柄的のももう少し下の時間が継続しそうです。ただ、NASDAX,SP500
は下値抵抗帯付近まで株価は降りてきていますので反発の可能性も考えられま
す。ダウは素直に読めば下降波動の戻しが21MAまであって下げの三波目の入り口
と見えます。どうなるのでしょうか?
DOWは、6月の下値を割れて21MAまで反発後再度下値を探る状態。一旦下値メドは
取ったが波動は転換していないので上昇を見込むには少々気が早い。28,400を割
れてくるともう一段の下げも覚悟しなければならない。
NASDAQは6月安値割れ、ここで止まらなければ10,100辺りが下値メド。金利上昇
ストップとSOXの下降が止まらないうちは戻りも限定的。
米国株は中勢波動が上昇に転換するまでは、ブルトラップ継続と思って注意して
行きたい。
今週は三線の中に入った日経ですから9MAと株価のやり取りで判断いたします。
27000円、27500円と指しておいた売りポジですが27000円でキープです(小ロッ
トですが)米国次第ですが損切を27400円に置いて下目線で過ごします。
日経25,500まで突っ込むようだと面白くなるかもしれないね。まずはCPIを確認
して変化に対応して行こう。