確かに小説のネタになりそうな話だね。
仮想通貨に関しては、マウントゴックスの件も有ったからこのような事件も想定の範囲内だね。
急激な市場の膨張に沸いているけど、新しい金融商品（個人的には過剰流動性と通貨としての機能的未熟さから仮想通貨を原資産の無い金融商品と考えている）であるがゆえに、売買の仲介業者に過小資本の振興企業が中心だからシステムの脆弱性を突かれる可能性や倒産などは元々否定できないね。
しかも現物資産の無い、ネット上のその名の通り仮想の物である以上、一般の投資家にはその所在を明確に答えられる人はほとんどいないだろう。
今では大手となったネット証券各社も過去にはシステムトラブル多発していて取引の安定性に問題が相次いだ事も覚えているはず。取引量が大幅に増加した時などは特にこれまで気にも留めなかったところに脆弱性が発見されたりするものだからね。
投資家として忘れてはいけないのは、その時の流行に盲目的になり急騰急落に一喜一憂しない事。その他の目に見えないリスクの可能性についても常に想定しておく事が自分の資産を守る事に繋がるという事だね。
弟子が自己資本480億はすごいと言っていたけど、現実的にこの短期間でそれだけの手元流動性を確保する事はあり得ない。あればまさしく錬金術だよｗ
将来IPOを考えてるとしても今現在資本金9,200万円、会社で仮想通貨の仲介を始めて3年でシステム開発やサーバ等の投資費用を控除した上で3年トータル700億以上の経常利益を上げていなければならない計算になる。身売りするとしても480億の捨て金で買ってくれる会社は常識的には無いよね。
今回は所在がマーキングできているようだから無事に戻ってくるかもしれないけど、これを教訓に賢い投資家になってもらいたい。
