相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠こんばんは!
相場の方は、FOMC,雇用統計も通過、SP500は好感して21MAを奪回いたしました。下向きの63MAを越えれば上へのトレンドとなりそうですがどうでしょう?
連休中の重要日程であったFOMCと雇用統計は大きな波乱なく通過したね。DOW・SP500共に下降波動から抜け出せてはいないから油断は禁物。再び三線集結でどちらへ放れるか注目していこう。
ドル円三線の並びは最強ですが株価は9MAを割ってまいりました。そろそろ下に行くのでしょうか?
ドル円の波動は強いけど、110円が取れなかったので一旦調整の可能性あり。その場合21MA付近の108円を試すことになるからそこは注意が必要だね。
これを受けて日経平均ですが三線の並びは最強で株価は陰線なれど三線の上にあります。
この陰線は連休の持越しを嫌い引いた陰線ですからそんなに気にしなくても良いように思います。
4月はドル円の上昇(円安)に伴い外人買い一色で株価も上昇を続けてまいりました。
この勢いが続けばセルインメイとはならないか?
日本株の波動も強いね。日柄的にはそろそろ調整も考えなければいけないけどドル円との相関が戻ってきているから、ドル円の動き次第で流れが変わるだろう。現在の9MAでもうしばらく我慢できれば再度上昇の芽が出てくるね。
そこで五月の始値終値を調べて見たら

  上昇16回 (53%) 平均値 +800.3
  下落14回 (47%) 平均値 -702.2

日経では必ずしもセルインメイではないとの過去30年の結果でした。
過去のチャートから統計を取ることは良い事だね。確かに必ずしも負けるわけではないよ。でもSell in Mayには続きがあるから・・・。決して5月が下がるという意味ではない。読み間違えないようにね。
今週の最悪のシナリオはSP500が63MAを越えられないで反落
ドル円がこのまま円高に振れて108円、107円となる
これを受けて日経の下落、やっぱりセルインメイでしたぁぁぁ、となる。
今週は外人買いと日経チャートを信じて「買い」で勝負です。
根拠が薄く不安ですが、、、。
FOMCと雇用統計通過、賃金上昇率も抑えられているなかでも米国株が上昇できず下降波動の中にいる。貿易戦争への警戒感が現れているのかもしれない。
日本株ドル円は、北朝鮮問題軟化でリスクオンの流れになってきていたけど、トランプ大統領の発言に注意したい。イラン核合意の破棄とエルサレムへの米大使館移転が再度リスクオフの流れを作る可能性も否定できない。それらをこなして地固めできるか注目しよう。