相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠、こんばんは!下値目安まで考えていたのにただ茫然とやり過ごし見ているだけと言う先週でした(非常に悔しい!!)しかしながら1/40億になったTITANコインに比べれば楽勝です!とは言うものの勝ちたい!!!!!!!!月曜日には実弾ぶち込みます!! くそ~(下品)

目先の動きに惑わされているようじゃ振り回される結果になるね。きちんと金曜日までの上昇パターン下降パターンの流れを描いて確実性の高い方向を選び出すことが大切だよ。

米国では1.2兆ドルのインフラ整備などに投資する予算が可決されました。よってNYダウは約200ドル上昇、SP500は最高値を更新いたしました。これに対して深夜の日経先物は追従できず29000円付近で揉んでおります。今週は株価が上がりやすいとされている満月(6/25)~新月(7/10)に入りました。データでは満月よりも何日か前に底打ちすることもございますので22日からの反発にも納得できます。7/02は米国雇用統計です。金融政策のかなめは雇用の安定です。不況になれば財政出動で雇用の安定を図ります。勿論、その結果金利や物価も上昇します。財政出動のアクセルは雇用の安定、ブレーキは金利や物価の上昇です。7/02はアクセルをさらに踏み込むのか、緩めながらエンジンブレーキをかけるのかを判断する場面ではないのでしょうか?アクセルを緩めてブレーキを踏むことはないと思います。 気がかりなのは米中と言うか中国・VS・G7です。もちろん日本はその矢面に立っているのですから安閑とはしていられません。台湾有事は近い気がいたします。TDK村田製作所の値動きが気になります、また中国市場のテスラの動向も気になるところです。前回の上海モーターショーでの抗議に続きリコール騒動です。中国市場からの追い出しを感じます。宇宙人、イーロンマスクはいかに?

インフラ投資は可決されたけど、即効性のあるお金じゃないから雰囲気だね。それ以上にテーパリングの議論が始まっている事に注意したい。各所でまだまだと火消しに走っている向きはあるけど、明らかに異常な状態を巻き戻す必要が近いうちにやってくることだけは確実。

テスラは、色々と出ているけど株価は、下げ止まりから持ち直しつつあるチャート。563ドルの下値の抵抗線を割れないうちは終了とは言えないね。

今週の予想です

「225 日経」 株価は集結した三線の上に出てまいりました。下降波動継続とすれば直近高値(6/15)29480円、さらに上は下降トレンドラインの29800円付近までの戻りを考慮する場面です。直近上昇日柄は9~10ですからもう少し上の時間帯と考えますと一旦上げ、弱ければ29480,強ければ29800その後緩やかな下落に転じ28000円を試しに行くと考えます。このまま下方向へ行くことも考えましたがやや上向きの21MAを見るともう少し上の場面を考えます。三線集結で上下難しい場面です。

弟子は上目線で観ているようだね。これまでも書いているけど基調は弱い。9MAは、下向きでそれを陰線で包んできた。明日9MAの下に降りてくると再度下向きの流れが強まりそうだ。

TOPIX」 株価は下髭の長い陰線で終わっております。DCしようとする交点で反発三線の上に出てまいりました。日経に比べて上方向に見やすいチャートです。週足を見ればヨコヨコの調整を受けて再度↑を目指しそうな形です。週足で考えれば直近高値2013Pt付近まで上げて落ちればダブルトップからの下落となる面白い場面です。

TOPIXは、一旦三線の上に出たが、連続の陰線で9.21MAで戻って来た。形的にはダマシのデッドクロスの形になっているが、63MAを割れてくると日経と一緒に下を向く可能性がある。

ドル円」 ドル円は上向きの三線の上にあります。三線の幅が広がっている場面ですから、大崩れのない上昇局面に見えます。雇用統計の結果次第ですが、順調な回復ならば米金利高、円安となる場面です。

ドル円は、上昇波動継続。9.21MAの上に乗っているうちは崩れは考えなくていい。ドル円に関して言えば、理由は後付けで経済指標がどう出ても円安ドル高の流れになっているから、専門家が適当に解説しているに過ぎない。今は指標よりもチャート優先。

「NYダウ」 1.2兆$の援護射撃で息を吹き返したようです。株価は3線の上に出てまいりました。このまま9MAが21MAを上抜けば安定した上昇局面の入り口となります。ただし三線の並びと角度から見れば絶好調という場面ではございません。三線の幅が狭いのでいつひっくり返ってもおかしくない場面です。注目は私が引いた上値の下向きのトレンドラインを越えられるか否かです。34700$付近です。

DOWは、戻ってきてはいるが、前回下値を割ったのがどう響くのか。上値のトレンドラインと下値のトレンドラインに挟まれた中にいるのが気になる所。このまますぐ上にある上値のトレンドラインをブレークできれば良いが、三線が近い状態で9MAが戻ってくるまで粘れなければ再度下となる。

「SP500」 株価は三線の上、9MAは21MAタッチから再び上昇していくように見えます。グランビル買いシグナルの③です(笑)

SP500は、上昇波動継続。上値はあまり出ていないが連日高値を更新している。上昇トレンドが崩れる兆候は出ていない。

短期的には円安、米国株高と読めるチャートですから日経は買いで臨みます。

4063 信越化 株価は三線の下まで戻してまいりました。上は20000円下は17000円のボックスの中で動いています。終値は18685円ですからボックスの丁度真ん中付近です。直近の上昇の日柄は約15日ですからもう少し上を見ていけそうです。円安方向と読みましたので、日柄も考慮に入れて信越も買いと考えました。

信越は、戻り場面にあるがこのあたりがポイント。三線収束の中にあって、短期の上値のトレンドラインを越えるには重いイメージ。この辺から再度下へ振るのではないか?

以上今週は225、4063ともに買いで勝負です。