新PCへの移行をする予定だったけど、新しいPCの初期不良でGW中も相場研究はままならなかったよ。弟子は外出自粛で研究時間が十分に取れたみたいだから、レベルアップに期待しているよ。
師匠、おはようございます。雇用統計は-15%と言うのにダウ爆上げ、つられて日経も上げました。日経の動きは上向きの21MAで反発、63MAまでもどしたと言うチャート的には理にかなった動きでした。今週は教科書通り下向きの63MAで株価が抑えられるか否かが見どころです。63MAを株価が抜ければ9,21MAは次々と63MAをGCしてもう少し上に進みそうなチャートに見えます。実体経済とは乖離した株価には少し違和感を覚えますが、多くの人が下がると考えている場面で下がらないのが相場です。だから勝者は10%にも満たないと言う非情な世界かもしれません(早く10%に入りたい)
悪い悪いと言いつつもまだ実体経済への影響が読み切れていない。その中で世界中が緩和でじゃぶじゃぶしているから、今後の読みと相場状況がかみ合わない状況が続いているね。今週は週初から大手企業の決算発表が出てくる。しかしながら来期予想はかなり慎重に出てくるだろうし、予想発表しない企業も多いだろう。そろそろ動きが出てくるかもしれないね。
今週の予想
「日経225」株価は下降する63MAまで戻してまいりました。上昇する9,21MAの上にあり比較的強い上昇に感じられます。強いて下の目を考えるならば
1、最高値2/06(23995円)から下落最安値3/19(16358円)までは28日です。この日から28日目は4/30日の(20365円)です。ここを抜くことなく推移すれば4/30日を境に下げの時間です。
2、下向きの63MAで上昇はいったん止まる。
3、一目の雲の上限に株価はあたり雲の上限スパン2は抵抗帯として機能することがある。
4、少し長い時間軸で考えれば、株価が下向きの63MAを抜いてくる場合でも、何度かチャレンジしてから明確に抜き去る場面が多いので今回たとえ株価が63MAを抜いたとしても一旦調整をつけてから再度のチャレンジとなることが多い。
★今週は株価が63MAの20300円付近と直近高値の20365円を抜けるかどうかが見どころです。
日経は63MA接近後一旦9MAを割って来たものの、21MAまで押さずに戻って来た。昨日今日で63MAを抜き、雲の上限も越えて来ている。このラインが維持されるのであればもう一段上がある可能性が出てくる。しかしながら3線が収束してきていて揉み合いとなれば上下にガチャガチャと動く展開になる場合があるので注意が必要。
「TOPIX」日経と同じような形ですが、下降する63MAとは若干距離が開いております。よってまだ少し上も見ていけるチャートに見受けられます。どちらも同じですが株価は集結する三線の間にあり三線の上下を行き来して最終的に方向を決めそうです。方向感のない厄介な場面のように思えます。
TOPIXも同様のチャート。63MAに沿って動いているが三線が狭い値幅に納まっているうちは油断は禁物。
「ドル円」株価は下向きの三線の下にありますが、5/06にRSIが23となりよく日からの反発で下降する9MAまで戻しました。そろそろ上昇の時間帯になってもいいのではないでしょうか?
月曜の陽線で9.21MAを抜き短期的に上へ方向が出ている。しかしながらこちらも狭いレンジに三線が集まっていて上値の63MAが効いているうちは再度下へ売られる動きになりやすいと考えておこう。まだまだ弱い上昇波動だから転換と考えてはいけない場面だ。
「NYダウ」厄介な場所です、株価は三線終結の狭い空間の中、下降する63MAを短い陽線で越えてまいりました。ダウの日柄も2/12の高値から落ちて27日、そこから戻して26日目が4/29の24764$です。もちろん日経はダウに大きな影響を受けておりますので日柄もよく似ているのでしょう。この高値を抜かない限り下の時間ではないでしょうか?よって今週の動きは大変重要な場面だと感じます。雇用統計に反してあげてまいりましたが9,21MAはその間が狭まり、また9MAの向きが少し平行になってまいりました。なんだか日経のほうが63MAを越えていく力がありそうです。
DOWは強い動きで63MAまで戻したが、その後は三線の間で揉み合い。昨夜は三線を全て包み込む陰線となった。ここはかなり重要な場面になるので慎重に見ておきたい。現状では63MAに上値を抑えられた格好だから、今夜も続落となると波動が陰転する可能性が高くなる。もう一段下げると63MAからのデッドクロス示現となる。どうも相場全体に楽観論が広がっているように見えるが、こういった緩んだ雰囲気の中にこそ悲観が突然降って湧くことも忘れてはいけない。
「SP500」こちらは強いチャートに見えます。株価は三線の上、上昇する9,21MAに守られ上に行きそうです。ただし短期的にはGCしようとする21MAと63MAの交点まで下げてくる場面もあります。上昇する9MAの上で21MAのGCを待てれば上昇を期待できる場面です。株価が9MAからこぼれれば21MAを迎えに行く形となります。一回で下向きの63MAを抜けることは確率的には低いように感じます。
SP500は、DOWよりも良い形となっている。9.21MAが63MAを抜いて来ているが三線集結の状態。このまま上に拡散できれば問題ないが、63MAの下に再度潜ってくると怪しい形となる。そもそもQE∞による流動性供給が市場のマインドを支えているが、中身はGAFAM(Google,Apple,FB,Amazon,MS)の上昇に支えられている。現状ではこの5銘柄が指数を支えていると言っても過言ではない状況。先日GAFAM五銘柄の時価総額が東証一部の時価総額を越えた。成長期待はあるもののバリュエーション的には割高感を感じる。この五銘柄が買い一巡から利食い売りの時間帯に入ってくるとDOW、SP500共に売られる事となるので注意が必要だ。
多くの人が下げ目線の中の上昇です。もう少しいじめの上昇が続くのではないでしょうか?どちらにも行けるチャートですがドル円の上昇開始にかけて買いで勝負です。
多くの人が下げ目線というのは弟子の勘違いだよ。ほとんどの投資家はビビりながらも目をつぶって買い煽る専門家の後ろをついていっている。他人は常に信じたいものを信じるから、事実であろうとなかろうと痛みのない都合の良い方を選んでしまうものだよ。
4063(信越化)株価は三線の上に出てまいりました。やや下向きの63MAを9MAがGC,それに続き21MAが63MAをGC氏に行く形です。陰線が目立ち寄り天が続きます。先物で上げられ現実で下げる、こんな印象を受けますが上昇する9MAを割らない限り上を見ていくチャートです。ということで買いで臨みます!
信越はしっかり。9.21MAが63MAとゴールデンクロス。ついに年初の水準まで戻ってきている。21.63MAがサポートしているうちは買いで見て行っても問題は無いだろう。
注目三選!
6762(TDK)売り 8900円 ⇒ 9370円
この売りは言うまでもなく間違いだね。売り転換していない状況で逆張り売りをするなんて基本以前の問題。
継続6713(ロイヤルホテル)売り 1288円 ・・ ⇒1300円 ・ ・ ・ ・ 出来高見ないで売りましたが撤退
銘柄選択が微妙だね。三角持ち合い気味に推移しているからタイミングを間違えると逆逆に振られて負ける。
7616(コロワイド)売り 1400円・ ⇒1499円 ・ ・・ 継続
これも同様。持ち合い気味にガチャガチャとした動き。トレンドが出ていない時に不用意に手を出すとこういったことになる。
入れ替え4880(セルソース) 5/11寄りつきで売り
3/16からの戻しを4/16日に終了、2番底を取りに行く形に見えます。三線は下向きで株価は9MAを陰線で切ってまいりました。PER81と落ちれば早いかも?
どれもこれもいまいちだね。最初から売りと考えてどれもこれも売りに見える。全くチャートを読んでいるとは思えない選定の仕方だよ。チャートは間違わないし常に間違うのは投資家の判断だよ。売りたいならしっかり売りトレンドの出ている銘柄を探して売るべきだし、買いたいならちゃんと上昇トレンドの銘柄を買えばいい。半端な銘柄を触るべきじゃないよ。売りに傾き過ぎてチャートをしっかり見ていない気がする。
ということで今週は少し早いですが予想をお届けいたします。コロナで下げましたがここまで戻してまいりました、非常に違和感を覚えますがこれも相場です。今週は短期上昇と読み買いで入りましたが、長期的には下目線です。トルコリラの暴落からデフォルト、EU発の金融麻痺。コロナ危機の再燃FRBの$バラマキ考えれば考えるほど下げの材料に事欠きません。コロナ終焉までに金融危機が表面化すれば世界は闇に沈みます。
アフターコロナの世界は
1、中国中心の世界
2、ディープステートによる世界一極管理が進んでいく世界
3、アメリカ中心に反グローバル化で各国が独自に幸せを求める世界
この3つの選択肢があると説くYouTubeを発見、馬淵睦夫さんは京都の田舎の出、京大卒業後外交官になり活躍京都出身に惹かれ真剣に見てしまいました。時間がたっぷりあります。だからいらん物もひっかけてしまう事もありますね(笑)
アフターコロナはこれまでとは違う世界になることは確実だろう。コロナショックは始まりでしかない。今後新興国の破たんや企業破たんが現実となるだろう。そこからが本番と考えたい。コロナの先に新たなリーマンショックがやってくると考えるのが無難だろう。
しかしながら弟子の様にむやみに上がるのがおかしい、下がるはずだなどと考えて投資行動に出ると損失という悲惨な目に合うのは一目瞭然。最終的な結果は合っていたとしても、時系列の無い予想ほど無意味なものは無い。常にいつどのような状況になるのか?を考えながら予想しなければ勝てるようにはならないよ。目先の動きや思い込みで相場を張ってはいけない。感情を排除して正しいポジションを取るためにチャートを読む技術を磨いている事を忘れてはいけないよ。