相場の風~師匠から弟子へ~

相場の風はHatenadiary閉鎖によりこちらへ移動しました。

雑感

先週までは夏休みモードでゆったり。高校野球も終わったのでそろそろ通常営業に戻ろうか。

日経は夏枯れ相場の中で米国のショートスクイズによる上昇を受けて29,000円を回復したが、今週のジャクソンホールを前に下向きとなった。ジャクソンホールの結果次第では大きくボラティリティーが上昇する可能性がある。タカ派発言を警戒して調整含みの展開が続く。

日経の下値メドは、21MAを割り込んでくると27,700。それも割り込むと27,000となるがタカ派発言があれば一気に下値を割って来る展開も考えておきたい。

ドル円は137円半ばまで戻り。本来であればここから下にもう一波見に行くところだが、ジャクソンホールを控えて上へのバイアスがかかっているようだ。このラインから上に抜けると140円にトライ。三波で下値を割るなら128-127円が下値目途となる。

DOWは、小勢下降転換。このまま下へ押すなら目先32,200ブレークすれば31,000割れまでは見れるか。

NASDAQも小勢下降転換。下値メド12,200-11,800を見ておきたい。

今週はジャクソンホール待ちで動きにくい流れ。決算通過で個別株も上下が分かれて来た。ロングとショートのバランスを調整しながら週末を待ちたい。先物は全体的にショートでヘッジポジションを組むのが基本スタンスだがDOW・NASDAQに比べて日経は腰が強い印象。ダブルインバースなどのポジションが積み上がっている事もあり思ったよりも買いが入りやすいイメージ。日本株自体は好業績銘柄は保有で問題ないが、米国先物売りかプットでヘッジしておくのが良さそうだ。

クロス円はまちまちで売買しにくい状態。ドル円ジャクソンホールを見てからの方がリスクが少ないと感じるので静観。