相場の風~師匠から弟子へ~

相場の風はHatenadiary閉鎖によりこちらへ移動しました。

今週の添削

先週は、決算で忙しくて添削できなかったよ。

WSJニックのリークで大きく変化した一週間だったけど、落ち着いて見れないと細かいトレードは難しいね。

結局介入後の動きを受けて転換のクロス円買い。今日はドテンでドル円ショートとなった。前回も書いた149円を取れなかったことが大きい。

FOMC前でポジション取りが難しいが、株は好業績中心に買い・チャートの悪いモノ中心にショートで5:3くらいのポジションとなっている。

その他にヘッジでプットを組んだが、うまく負けが無いポジションが構築できたからSQまでヘッジできそうだ。それじゃぁ弟子の予想を見て行こうか

中国、胡錦涛さんの強制退場にはビックリ、ますます習近平の力を見せつける場
面となりました。台湾有事が早まる可能性もありですが、武力行使と言うよりも
強力な軍事力をチラつかせながら小競り合いからの上陸占拠で台湾併合、反中分
子の粛清で完了。反中イズムで台湾国内の「中国出ていけ!」運動は部分的なも
ので時間の経過とともに鎮静化。日本や米国は 遺憾に思う みたいなコメント
出して終了。こんな感じかなぁ~。国内でも威勢の良い反中コメンテイターは
徐々にトーンダウンしそうで寂しい限りです。 相場は短期上昇基調の米国に引っ張られて上方向か?と言う場面ですがどうでし
ょう?各種指標のチャートを見ていきます。
チャイナリスクを嫌って中国株売りが顕在化しているね。世界中の企業が脱中国
に向かっているからなかなか台湾進攻もすぐには難しいかもしれない。ロシアの
顛末をじっくり見守る方が現実的なんじゃないかな?ロシアがそれほど傷を負わ
なければ進行の実現性は高まると考える。
日経255 株価はGCした9,21MAの間に入り2715円で引けております。短期上昇波
動を阻むものは63MAと下降トレンドラインですがともに27500円付近にあり上に
向かう大きな抵抗帯となっておりますが抜けてスンナリ上に向かえるかどうかが
今週の見どころです。日柄的にはもう少し上の時間です。上向きになった9,21MA
に守られて上昇と考えるのが素直な読み方だと思います。よって日経は上と考え
ます。日経、TOPIXの週足はともに三線集結、短期上昇はなれど9,21MAタッチで
戻されて陰線と言う形です。ただし先物の週足チャートはともに陽線で重なり合
う9,21MA付近まで陽線で迫って来ております。抜ければ短期上昇波動継続と考
えられます。日足週足ともに上有利か?
NYに引っ張られて思ったより強い相場が継続しているね。企業の決算発表も上方
修正が多くなっているから底堅い展開と言える。FOMCで潮目が変わるかどうかパ
ウエルのコメントに注目したい。利上げに対して軟化するコメントだと更に上に
押し上げられる可能性も十分。3日が休場なのが厄介だから最低限のヘッジだけ
は入れておきたいところ。
ショートが過去最高水準まで増えて来ているから買いに分がありそうだがどうだ
ろうか。
ドル円 短期調整をこなし再び円安方向に向かいそうなチャートです。FOMCを控
えての動きですからややガチャガチャした動きですが予想では0.75%の利上げ説
が有効ですから日米金利差はさらに開き円売りドル買いは継続しそうです。問題
は積み上がるドル買いです。そして日銀の介入です。これらの問題を抱えて前回
高値151.94チャレンジが始まりました。 75ベーシスの利上げはほぼ織り込み済み。前にも書いたが152円チャレンジはそ
う簡単じゃない。基本は調整波動となるかどうかだ。金利差に拘って円安を唱え
ているだけでは勝てない相場だという事を認識しよう。149円円を越えなければ
上昇波動再開とはならないから安易にドル買いに拘るのはナンセンス。状況によ
って頭の中をしっかり切り替えないと大きなミスに繋がる事を覚えておこう。
さて、149円を抜けなかったドル円だが、現状からは再度下値を見に行くと考え
る。まずは目先、下値のポイントは146.90と146.00、145.10このあたりで反発し
て再度下値を見に行く動きを想定している。現状見ている大きな下値は141.70付
近。日柄としては以前書いた日柄と大体同じ11月8日±1日程度を想定。

NYダウ 短期上昇波動継続で株価は三線の上にあります。かなり急角度の上昇で
すので日柄が短くなる気がします。前回の上げ下げは約40日でした、上げて11日
目ですからもう少し上げの時間はあると思いますがどうでしょう?株価は上値の
トレンドラインいっぱい迄きました。そしてRISは90に近いのでソロソロ一旦下
に行く場面ではないでしょうか?ダウに比べてSP500は過熱感は少ないのですが
やはり63MAとの攻防が始まる場面です。
DOWは、確かに上値のトレンドラインまでぴったり上昇。しかしながら下降波動
が終了したわけではないから油断は禁物。まだ再度下値を見に行く可能性は残っ
ているからブルトラップに注意したい。FOMC前でなかなか動きにくいのが現状
か。
SP500は、中途半端な位置にいるがこちらの方が現実的なチャートに見える。丁
度63MAに頭を押さえられている格好なのも気になる所だね。
よって米国指標はここを抜けるかどうかの場面ですから抜けた方に付いて行くと
言うことです。個人的には上目線です。 ドル円の買いポジで147.70抜けを待っています。先物はダウ指数のトレンドライ
ン上抜け待ちです。ここから下げれば長期下降波動継続の可能性も捨てられない
場面なので注目の一週間です。 ある程度ポジション調整をしっかり行ってFOMCを楽しみに待とう。

おまけで先週の弟子の予想を載せておくよ。
ご相伴にあずかり御礼申し上げます。今週の予想は難しい~チャイナリスク
FOMC。中国市場の下げを見て米国は上げてきました、制裁が効いてきた!よっし
ゃ行け!こんな感じの上げでしょうか?やや違和感を覚えますがこれも相場、冷
静にチャートを眺めていきます。 日経225 上値の重い印象ですが月曜日(10/24)は寄り天でGCした9MA付近まで
下げてまいりました。株価は63MAと21,9MAの間にありガチャガチャと方向感の
ない動きです。TOPIXのチャートの方が比較的綺麗で見やすくなっています。三
角持ち合いの先端、上下どちらかに動き出しそうです。週足は三線の下ですから
下有利か?日経の週足も同じような位置にありますがどちらのチャートも三線
結、週足を見る限り注意が必要な場面です。日経の先物チャートを見る限り上値
は重いものの9MAはGCして上向き株価は9MAに守られて上昇。頭上にある63MAと下
向きのトレンドラインにチャレンジの場面です。27500円付近を抜けるかどうか
が今週の見どころで短期上昇波動は日柄的にも継続の場面です。 ドル円 実体は三線の上まで戻ってきました。介入を意識して積極的な買いも売
りも難しい場面です。上昇波動は間違いないのですがチャート的には上昇三波の
エクステンション。ソロソロ下方向に振れそうですが介入で適度にガス抜きしな
がら上に行く、そんな風に見えますので介入は覆面であれ何であれ長期的には円
安方向にいい影響を与えているのではと考えます(笑)確かに、師匠のおっしゃ
る様に150円付近のキャップ効果はしばらく効き目があると感じますが、金利差がある以上スワップ有利な円売りドル買い傾向は継続してキャップはそのうち脱
がされるような気がいたします。気がかりなのは日銀の介入に乗って大きな下げ
仕掛けが働いた場合です。そのためにもロスカットを入れながら小ロットで買い
目線、下で細かく拾っていく戦法で臨みたいと思います。よって円安方向は変わ
らずの上目線で良いチャートです。 NYダウ GCした9MAの守られて63MAチャレンジです。日柄的にも40本の上げ40本
の下げの後ですからしばらくは上げの時間と考えてもよい場面です。週足を見ま
すと下向きの9,21MAの間に株価はあり31500$つまり21MA付近の攻防に入ります
という場面です。下降波動継続の反発場面です、直近高値34200$付近を取れる
かどうかが注目される場面です。チャート的には短期上昇の場面、63MAを抜ける
か否かです。売り買いを問われれば9MAとの乖離に注意して上に付いて行く順張
りです。気がかりなのは中国の動きです。 戻しそうな米国、円安傾向の為替を考えれば日経上と考える場面ですがノーポジ
で見守りです。ドル円を小ロットで買いポジキープ、下げれば買いと言うことで
146.2で買い指値、もちろん小ロットです。 日経は上目線、しかしガチャガチャしていますので売り買いは見守り。気がかりなのは週足の三線集結、抜けた方にトレンドが出やすい場面ですからノーポジで監視継続。と言うことで今週は監視の週と言う結論に達しました。