相場の風~師匠から弟子へ~

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変化

米国下落で相場が一転したね。予想が当たって弟子は大喜びだろう(笑)

昨夜の米国市場の下落で、ダウ・SP500共に急落チャートの確率が高くなった。
以前弟子には、米国市場の動きについて解説していたけど、ダウを例にとると、3月1日の21,115.55を高値に21MA付近まで下落した時に今後9MA上まで一度戻り下抜ければ下降波動に転換するチャート形状になると言っておいたね。
昨夜の下落で両指数共にデットクロスが完成してしまった。それにつられて、ドル円ロスカットと実需のドル売り円買いで一気にドル円は111円台半ばまで売られてしまったね。
ドル円もほぼデットクロスが完成して上から63MA・21MA・9MAの並びとなっているから、今後は小戻しはあっても円買い圧力の強い相場展開になるだろう。
日経を観てみると、三角持ち合いを明確に抜けずにここまで収斂してきたけど、本日で下放れの形になった。昨日までで89日、91日周期からは-2日である事から昨日が転換日となった可能性が高い。そうなると次は下降波動となる。
下値の支持線は、18,750円と18,000円が考えられるけど、それほどの抵抗力はないだろうね。
チャート形状から行くと日経の急落チャートは完成していない。本来であれば数日かけて21MAとデットクロスする9MAまで小戻しを入れてから、綺麗な陰線を引いて63MAを割ってくれば理想的な急落チャートの完成だよ。
米国の動向が問題だけど、チャート的には今夜も続落する可能性が高くなっている。希望としては9MAまで小戻しを入れてくれると日米共に足並みをそろえて急落という事になるんだけどね(苦笑)
数は少ないと思うけどここに来てくれている読者の皆さんは、買い一辺倒でないと良いのだけれど。。。買い方には分が悪い相場になったから、皆さん気を付けて。