相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

 師匠今晩は!FOMCは0.25%の利下げで織り込み済みからダウ反落。ここで追い討ちをかけるようにトランプ砲発射!ドル円109,31から106,50まで急落。日経も一時20960円と鉄板の底値21000円を割り込みました。今週の見所は21000円を死守できるか否か?守りきれても下りてくる9,21MAに押され再び下を見に行くのか?下はトレンドラインの下限20800円付近さらには下値抵抗帯の20300円付近です。先物は20900円で終わっておりますので、これだけを見ると21000円鉄板底は抜けたと考えられます。
大きく見れば三角持合の中三線集結が進行、株価は下値トレンドラインで反発すれど陰線で引けました。こんな状況です。まさに師匠が予言なさってた「三線と株価が絡まりながら移行する期間」となってまいりました。ダウ急落5時間前の予言「NYはそろそろ面白いことになるよ!」これもビックリでした。

先週のトランプショックはまだ終わっていなかったようだね。元の1ドル7元割れは大きなインパクトがあったようだ。相変わらずのトランプ節で中国を為替操作国認定してしまうなど誰も予想できない動きだったね。いずれにしてもリスクオフの円買いで一気に105円台に突っ込んだが、中国人民銀行人民元取引の基準値を1ドル=6.9元台に設定したことで落ち着きを取り戻した格好。

しかしながら、昨日の下げで相場全体は大きくぶれヨコヨコの期間は終了し下降波動を見据えた動きに変化した。ここで勘違いしてはいけないのはまだ急落というほどの下げにはなっていないという事。今年の相場は変わりやすく、一方的に大きな動きになりにくいからね。

ごらんの皆様へ

 週一の予想ですから皆様には師匠の予言は後付け情報になりますが、一番弟子の私はタイムリーに予言をお伺いいたしております。そのたびに師匠は「ほぼ神」との思いが強くなります。予言をタイムリーにお知らせいたしたいのですが、あまり師匠の好みでないみたいです。そして私自身も神がかりすぎて「ホンマかいな?」と思うときもございます。しかし殆ど予言通りに動いていきます。最近は「ほんまかいな?」が少なくなってまいりました。少しは上達したのかなぁ~。

これだけ懇切丁寧に教えているのに、ホンマかいな?なんて言うんだから困った弟子だねwww毎度毎度今回は師匠が負けるんじゃないか?と期待しているような弟子は破門した方が良いかもしれないね。

今週の予想

「日経225」株価は三線の下、一時20960円と鉄板の21000円を割る場面もありましたが戻して21087円で引けました。この21000円を守れるか否かが今週のポイントです。ここから反発しても上には63MA,さらには下がり来る9,21MAと越えるべき障害が待ち構えております。このまま下がるとしたら、先ほど書いたように20800円、20300円が考えられる節目です。形としては一旦反発、下りてくる9,21MAに接触、再度下落。さて週末の株価は?三線と絡みつくように上下する株価の着地点を探るため各種指標を診てみましょう。

本来であれば63MAまでの一時的な戻りを考えていたけど、週明けの相場も波乱となった。20,000円寸前までいったがドル円の戻りと共に下げ幅を縮小。ここからは一旦戻りを試す場面だが、戻りが鈍いと63MAまで戻すのも難しいだろう。21,000円が上値の抵抗線として意識される展開となる。値幅はそこそこ出ているが波動としては序盤と考えておこう。

「TOPIX]株価は三線の下、下値トレンドラインにタッチ。反発すれど陰線で終了とこんな感じです。ここは一旦反発と見えるチャートですが日経と同じく上値は限定的です。

TOPIXのチャートはもともと弱かった事もあり直近下値を大きく割って来た。先週末時点で下値が意識される中、上値は三線が並んでいるためほとんどない状態。可能性的には買いよりも売りをメインで考える場面だ。

ドル円」さすがトランプ!と思わせる下げです。2日で約三円、多くの人が泣いております。直近安値の106,77円を割ってまいりました。株価の上では下向きになった9,21MAが下がってまいります。このまま下げるか、9,21MAを迎えに行くのかと言う場面です。乖離も大きくここは一旦株価が迎えに行く場面だと考えます。

弟子も泣いているだろうwwwトランプをほめる暇があったら相場を読むべき。乖離と言ってもそれほどじゃないね。9MAも107円台だから戻った場合のその先の可能性まで考える必要がある。海外が下げれば円高になる事を忘れてはいけない。そのためのNYだよ。

NYダウ」63MAで一旦止められた印象のチャートです。株価の上では9MAがDC,21MAも下向きになりました。株価が下げてくる9,21MAを迎えに行く場面です。このまま下げてくるとしたら63MAの26300$さらに下値トレンドラインの26000$付近に反発ポイントがございます。基調はまだ上昇トレンド継続ですから今回の急落も調整、押し目と判断して反発ポイントを探る場面であると考えます。

本来であれば先週金曜日の63MAで反発、9.21MAのデッドクロスまで戻して急落というシナリオを考えていたが一本下げとなってしまった。週明け63MAを大きく割り込み下落。これによって今後のNY市場はしばらくの間下方向へ見ていく事となる。一旦戻りを考えるが63MAと9MAどちらが効くのかによって少し違いが出てくる。63MA付近でまごつくようなら再度下げる展開になるから注意。

「SP500]こちらもダウと同じように株価は63MAで下げ止まっております。株価の意上では9MAがDC下ばかりです。株価が迎えに行くのか待つのかは微妙ですが63MAを抜けない限りは波動転換の兆候は無いと考えて押し目で考えていけば良いと思います。

SP500も同様のチャート。どちらも上値を取り切った可能性が出て来ている。デッドクロスした9.21MAが日々下がってくるので上値は自然と下がっていく。どちらにしても円高・米株安で日本には下向き要因。股裂きが解消されるのは良い事だが半端な下げも喜べない。

どの指標もギリギリのところで踏ん張っていると言う印象です。ここを切れれば下、踏ん張れば一旦は上そんなチャートに見えました。さてどうしたものか?もともとトランプ砲ですから9/01関税実施は米国ワシントンでの米中協議の直前となる。9月中旬の米中協議の前の空砲ならば、、、。反発と考えて買いで勝負です!もう一段下げがあっても限定的と考え買いで勝負です。

少々希望的観測で読みが甘くなっているみたいだね。確かにこれほど大きな下げは予想しにくいところだけど、警戒感を持つべきチャートだった。まだまだ急落とは呼べない程度の下げなので今後の展開が重要になってくる。買いには最新の注意が必要だ。

市場との対話ができていない、空気が読めていないとFRBが非難の的になっているが、トランプ節を真に受けて市場参加者が過剰な期待を持ちすぎたのが今回の大幅安の結果となった。高値を取れたのだから結果オーライで良しとすべきところだろう。ここからは大勢転換も念頭に置いて相場を観て行きたい。買いで取れなくても売りで取って行けばいい。ボラの低いつまらない相場にさへなってくれなければ十分だね。

信越化(4063)株価は三線の上と言うか上昇する9MAに守られ大きな下落に巻き込まれなかった印象です。株価は上昇する9MAに守られながら大きな押し目もつけないで21MAの上昇を待ちさらに上を行くと考え買いで勝負です!

確かに波動は強いが、円高傾向である事をもう少し意識してほしい。なかなか微妙な場面である事を考えれば、ヘッジ含みのポジション取りとして4063買い225売りのポジションなら素晴らしかった。

今週は225、4063共に買いで勝負です。

師匠、おやすみなさいませ!急速に眠気が襲ってまいりました。4063は窓閉めで下がるような気がしますが8000円と10500円のボックス相場を抜けたようなので買いで行きます。