相場の風~師匠から弟子へ~

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上目線で臨んだ先週でしたが一旦21MAまで調整して27199円で引けました。63MAの上で9MAの上昇を待ち株価は上、、こんな事考えていましたが甘かったです。今週は米国の中間選挙(8日)です。上院は100議席中35席が改選、下院は435席全員やり直し。民主党のバイデン大統領は支持率を42%と落としてやや不利、一方の共和党はトランプ氏を中心に勢力を増しています。ここで上院、下院ともに共和党なんてことになればネジレ国会となり政局不安となりそうです。選挙の結果が相場にどんな影響を与えるのかはわかりませんがややこしい一週間の始まりです。

中間選挙は、意外に接戦となってしまって前回の大統領選同様しばらく結果が確定しない状況になったようだ。それよりも今夜のCPIが注目だね。トレンドが転換するのかしっかり見ておこう。

 

今週の予想

日経225 株価は一旦21MAまで押して21,9MAの間まで戻して27119円で引けました。その後ダウの上昇を受けて日経先物は27480円、63MAすぐ下まで戻してまいりました。日柄的にはまだ上の時間帯が継続です。9,21MAも上向きですから前回高値28500円トライか?

日経は一応上昇トレンドには乗っているがガチャガチャとした動きでチャートが汚いね。決算発表も山場を越えて来ているからもう少し落ち着いた動きになるのを期待したい。明日はSQもあり今夜のCPI次第では大きく動きそうだ。

ここのところ日経はチャートが汚いので触っていない。全体の動きは上方向なので好決算銘柄を中心にロットを落として手堅く乗っていくイメージとなっている。

 

ドル円 三角持ち合いの先端付近まで来ましたのでどちらかに動く場面です。9,21MAが重なり陰線で下方向に抜いてきました。チャート的には下方向、一旦63MAを見に行く可能性が高そうな形です。クロス円はまちまち。週足は三線の上ですが短い陰線が連続しており上値が重い印象です。また師匠のブログでも調整言及でしたので総合的に下と考えます。

見ていた日柄を越え、大きな三角持ち合い継続となった。145.10がなかなか割れないね。このままだと今月一杯収束待ちとなる可能性も出てくる。145.10を割って来ればしばらく下目線で付いていく事になるだろう。ドルインデックスもピークアウトの兆候が出ているので152円を取りに行くのは現実的ではないだろう。まずは今夜のCPIに注目しよう。

最近はドル円が触りにくい動きなので他のクロス円の方が短期のトレンドは見やすいね。

 

NYダウ 株価は三線の上、短期上昇波動継続ですが週足を見れば2022/01の36952$を天井に高値、安値切り下げの下降波動継続です。63MAにぶち当たり下方向へ行きそうな形です。日足のRSIは80付近で高値感もありこの短期上昇に付いて行くのは少し躊躇いたします。日柄的にはまだ上昇の時間ですから躊躇している場合ではなさそうです。と言うことで上下迷うNYダウです。「赤い津波共和党の躍進が期待できるコメントが多く見られます。予想通り「赤い津波」となれば議会はネジレとなり米国債務上限問題の蒸し返しが懸念されインフレ抑制の力も低下しそうで下、逆にトランプ待望論で株価は上昇か?選挙までは様子見でノーポジが賢明か?

DOWは、上値のトレンドラインまで上昇。34,300が取れれば良いがこれまでの流れでは再度ブルトラップの可能性を感じる。ポジションはCPI通過して流れが見えてからでいいね。

ちなみにNASDAQは下降波動継続、SP500は9,21はGCしていますが株価は21,9MAの真ん中に位置しています。9MAが横向きになってきました。63MA 突破は微妙です。中国、ヨーロッパは上昇、とは言えどハンセンは依然下降波動の中の短期上昇、上海総合も同様ですがハンセンよりも強く感じられます。世界は↑か?

SP500は、63MAで頭を押さえられているので基本は下目線。

NASDAQも下降波動継続で、10,430で止まらず下へ向かえば次は9,800あたりが見えてくる。

 

今週は中間選挙に影響されそうなNYダウ、それにつられる日経と言うことで選挙が終わるまでは様子見9,21を切ってきたドル円のチャートは素直に下と感じられます。と言うことでドル円少しだけ売ってみます。

まだ大きなトレンドが出そうにないから無理に売買する必要はないと思うよ。