相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠こんばんは!先週は敵前逃亡、申し訳ございませんでした。それでは気を取り直して今週の予想です。
日経平均三線の並びは最強で株価はその上です。陰線で引けましたがGCした9MAが効いている様に見えます。
週末時点でのチャートは9MA上昇中で23,000円に上値を抑えられているものの悪くはなかったね。21MAの向きが少し微妙なのが気にかかる程度だろう。今週の大きな下落は少々想定外だった。米中貿易摩擦はこれからも色々な場面で投資家心理を冷やしそうだ。
今日は一転63MAまで押してから21MAまで戻してきた。下向きの9・21MAを上抜けることができるかが今後の焦点になる。23,000円が重く9.21MAが効くとなれば63MAを割り込み急落の可能性が出てくるから慎重に見て行こう。
TOPIXも同じようなチャートですが下向きの21MAが気がかりです。株価は陰線ですが9MAの上でここも9MAが効いている様に見えます。
週足を見てみるとさらにはっきりと下向きの21MAを9MAがGC。ダマシのGCのように見て取れます。上値は重そうで、TOPIXの週足が気になりますが、9MAが上昇する限り大きな下落はなさそうです。こう考えると日経は上目線で良いように思えます。
週末時点のTOPIXは、下降中の21MAと上昇中の9MAでダマシの可能性を示唆していた。9.21MAが下降、株価は63MAを割ってきているから一旦戻りを試して再度下落と考えるのが妥当。
週足は弟子の言うように9MA上昇21MA下降のゴールデンクロス。この形はすんなりと上昇できないダマシの形だね。
米国を見てみます。
NYダウです)三線の並びは最強ですが株価は21MAと9MAの中にあり5本続落して21MAで止まり下髭をつけたトンカチで終わりました。21MAが効いていると見るべきなのか否か迷います。早く9MAの上に株価が戻らないと9MAは下向きになり強い抵抗線に変わりそうです。
週末時点では三線はそれほど悪い状況ではなかった。ただ今回の上昇波動は日数の割に値幅が出ていない。全体的にあまり強い相場とは言えないね。
(SP500です)三線の並びは最強で株価はその上、陽線のトンカチで9MAの上で引けておりますのでNYダウよりは強い形のチャートに見えます。米国の実態はSP500に現れるとすればまだ上昇が期待できる場面ではないかと考えます。
SP500の方が波動は強いね。こちらは今のところ上昇波動は崩れていない。21MAを割り込むかどうかで随分この先変わってくるから注目したい。
ドル円です。三線の並びは最強で株価はその上にあります。104.35を底にみて上昇3波目と考えられそうですから短期上昇波動と考えて上目線のチャートです。
ドル円も週末時点ではそれほど悪いチャートではなかった。米中貿易摩擦のニュースで円買いに振れたのが大きい。特にドル円日本株の相関が強まっているから、ドル円の動きに相場全体が振られる事になる。下に63MAがあるし、金利差とリスク回避の円買いの間でバランスが難しいだろうからしばらく持ち合いになる可能性も考えておこう。
ダウとTOPIX週足に不安要素がありますが全体的にみて買いで行けそうなチャートです。よって今週は買いで勝負です!
FOMC利上げその後(おまけ)今回で5度目の利上げです。
1回目2017年3/15
3/16 13円高      19590円
3/23(5本後)     19085円(505円安)
3/30(10本後)     19063円(527円安)
2回目 2017年6/14
6/15 52円安      19831円
6/21 (5本後)     20138円(307円高
6/28 (10本後)    20130円(299円高
3回目 2017年12/13
12/14 64円安     22694円
12/20 (5本後)    22891円(197円高
12/27 (10本後)   22911円(217円高
4回目 2018年3/21
3/23  974円安    20617円
3/29 (5本後)    21159円(542円高
4/5 (10本後)    21645円(1028円高
5回目 2018年6/13
6/14  227円安    22738円
15日は113円高22851円で引けて下ります。
FOMC利上げ直後の動きは上有利です。さてどうなることやら?と言うことで今回は買いで勝負いたします。
またまた厳選3銘柄お休みいただきます。大塚家具売り!パナソニック買い!キーエンス買い!などとチャートを眺めておりますが踏ん切りがつきません。もう少しお時間いただきとうございます。
それでは師匠!おやすみなさいませ。ビビリの一番弟子
米国株は大きく崩れていないけど、日経・TOPIXのチャートは煮詰まってきている。9.21.63MAが収束してきているから、再度円高に傾き63MAを明確に割り込んでくるようであれば大きな下げとなる可能性もある。日柄的にはまだ余裕がある分日数をかけた下落になる可能性が高いが油断はできないだろう。本日時点では上昇・下降どちらに転ぶかはっきり見通すことはできない微妙な状況だ。もう数日みて判断したい。
マザーズ指数は完全に下降波動入りしている。それなりに戻りもあると思うが、長期間売り相場が継続する事を念頭に置いておこう。一本釣りは可能だろうが、よほど上手に銘柄選定をしなければ勝つのは難しいだろう。小型株中心の個人投資家には厳しい状況になるはずだから、守りのスタンスで慎重に売買してもらいたい。