相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠こんばんは!10/06は新月でした。恐ろしや!新月、満月のアノマリー。
今週の予想(10/11~)
アノマリーは、なかなか侮れないね。それにしても岸田総理の増税話で売ら
れて、すぐ手を付ける気はないで反発って・・・。なかなか岸田さんも安定
感出てないね。
 日経225   27293円を底に反発いたしました。株価は三線の下、上髭を
付けた短い陰線で終わっています。株価は2月中旬より30000~27000のボック
スの中で動いております。ボックスの中の動きとすればこの反発は30000円を
目指す動きです。しかしこの短期下落波動を考えれば9MAタッチから下と言う
教科書的な動きになります。そしてその教科書的な動きならば鉄板の底27000
円を割ってしまう確率が高いと思います。63,9MAの交点は28500円付近で
す。戻してもこの付近がいっぱいか?チャートを逆にしてみると株価は三線
の上、9MAが63MAをGCしそうな場面です。63MAで踏ん張り下髭のコマですから
上を見ていけるチャートです。ややこしいですがチャートを戻して考えれば
下有利と見えるチャートです。
先週の日経は、63MAを割り込んで大幅安。下値の抵抗線付近まで売り込まれ
た後反発となった。弟子も書いているように基本は9MAまでの戻りを考える場
面。実際9.63MAで頭を抑え込まれた形になっている。てっぺんまで行って行
って来いになったから今後の読みが難しい汚いチャートになってしまった。
ドル円との逆相関も気になる所。下が27,000円で止まるなら再度BOXを形成す
る可能性が出てくるね。
 TOPIX 株価は少し反発して63MAの下まで戻してまいりました。見方によれ
ば2000Pit~1850Pitのボックスに戻ってきたとも考えられます。そして下降
する9MAワンタッチから下方向という教科書的な動きにも見えます。日経がボ
ックス中間から下、TOPIXはボックス上限から下と言う形ですから心情的に
はTOPIX の方が売りやすいチャートです。
TOPIXは、ETF買いがある分日経よりも下値が浅くなった印象。一旦9.63MAを
越えて来たが9MAが下向きの状態で下へ抜ければ下値の抵抗線を試しに行く事
になる。
 ドル円 上向きの三線の上に実体はあります。9MAに守られてさらに円安方
向に行きそうなチャートです。週足を見れば絡まっていた9,21MAから9MAが
離れてさらに上を目指す場面に見えます。揉んでいた114円を目指す場面に見
えます。
ドル円は、上昇波動継続。113円半ばまで上昇してきた。米国10年債利回りの
上昇に合わせて急伸している。日本が再度米国債買いに行くのか注目した
い。
 NYダウ 週足の動きは21MAの下の動きですが下髭の付いた底堅い動き
と見るか21MAに頭を押さえられた動きと見るか見方が分かれますが63MA
は上向きですから長期的にはまだ上目線のチャートです。日足を見れば株価
はガチャガチャした動きで大きなボラで35000$~33800$のボックスの動き
になるのでしょうか?株価は63MAを越えられない状況で9,21MAは下向き
ですから一旦下か?と言う形です。
DOWは、下値が堅く一旦反発。上値下値が揃っているレンジ相場となっている
が、上に63MA、下に9.21MAという狭いところいいるのでどちらに転んでもお
かしくない。債務上限問題も小出しに先送り。膨らみ続ける米国債務の問題
は米国10年債利回りと共に市場にストレスを与えている。
 SP500 ダウに比べればきれいなチャートです。ついてる仙人の本に
よると下降波動の最初の戻しは63MAまで戻すことが多いとあります。その
伝で行けばここから再度下と言う形です。
ついてる仙人じゃなくても私が昔から言ってると思うけどね・・・。SP500も
下降波動継続でDOWと同様の見かた。

今週は三線株価の位置からして売り!!(結構自信あり) 信越化(4063) ボックスの動きから上に抜けたと思えばまた2週前の週足で
戻ってまいりました。週足は三線集結に向かいチャートを作っております。
株価は三線の中で上下不明です。下降波動で下向きの9MAにタッチ、こうなる
とさらに下が教科書的な動きですからここも売りの場面です。と言うことで
日経より一足先に下に行きそうなチャートです。日経、信越化ともに売りで
勝負です!! 信越は、大きく上昇。ドル円の伸びが大きく上値を押し上げたようだ。基本
は日経次第となるがドル円分の影響をきちんと読み込まないと間違いやすい
場面。

米国の債務上限問題はひとまず解決いたしました(12月までは一安心)物価
の上昇が止まらない状況で利上げ観測から円安方向か?中国の下落は一旦止
まったか?台湾問題はさらに鮮明化悪いニュースもいいニュースも混在。米
中対立激化と言うけど問題は台湾や日本がどう向き合うかと言うことで米国
はいつでも引ける状況です。アフガン撤退で軍事産業の商売も先細りですか
ら間接的関与でアジアビジネスは次の市場か?矢面に立つ台湾、日本はソロ
ソロ腹を決める必要があると思います。残された短い平和を楽しみたいと思
います。それでは師匠、おやすみなさいませ。
コロナの感染者数は、謎の大幅減。それでもアメリカに・中国にとリスクオ
フの材料は減っていない。ヨーロッパの天然ガス問題。中国の石炭問題も市
場に影響を与えそうだ。原油の動きにも注目したい。