今月は多忙なものでなかなか書けなくてすまないね。
弟子は私のコメントの裏を読むのは上達してきているようだけど、相場を読む目を養ってほしいよｗｗｗ
師匠こんばんは！
今週の予想
(日経）トルコリラ、ユーロ下落で金曜日300円の下げで三線集結から一気に株価は下抜け陰線を引いて三線の下で止まりました。上昇する21MAを9MAはDCしました。63MAも下向きになりそうですし、株価がこの付近で留まれば2〜3日で21MAも下を向いてきます。
三線集結からの上下への大きな動きはこれまで言ってきた通り。
20347（3/26）21462（7/05）と切り上がる下値のトレンドラインは22000付近に来ていますので下げてもこの付近でいったん反発して、きり下がる上値抵抗ライン22500円付近までもどして、再度下落？狭まる三角持合を上下に進みながらどちらかに抜けるかが気がかりですがチャートを見る限り今週は狭い範囲で持ち合いそうです。
下値のトレンドラインは今のところ確かに機能しているね。週初の大幅安からもトレンドラインから切り返している。22500円を上値抵抗線というのはミスリード。本来のわね抵抗線は23,000円であって三線の部分は状況によって変わってくるから過信しない事。
これまでの波動は上値切り下げ、下値切り上げの三角持ち合いだけどこのまま持ち合い収束するのか、三線集結から発散するのかは難しいところ。三線が下を向いているから短期的に戻りは限定的と考える。今回の流れが継続するのであれば下値のトレンドラインを割り込み下降波動が鮮明になるだろう。
（TOPIX）株価は三線の下で長い陰線で終わりました。63MAの下で9MAは上昇する21MAとDCしております。短期下落波動と見て取れ11日目ですからもう少し下落継続か？ただし1650〜1670付近は反発ポイントと見て取れますが日経に比べて弱いチャートに見えます。
TOPIXは日経と比べ明らかに弱いね。波動の構成もうだけど、上値の切り下げ方や63MAとの関係性を観ても明らか。
（ドル円）上昇する63MAで反発、陰線なれど長い下ヒゲをつけて9MAの下で終わりました。しかし切り下がる上値トレンドランが効いている様に見え上値の重さが気になります。またクロス円は軒並み円高方向に振れております。また、切り上がる下値のトレンドラインを抜けたように見えますので円高に振れそうに思います。
確かに短期的に観て下値のトレンドラインを割ってきたと考えることもできるね。現状は112-110円のレンジに納まっているけど、リスクオフの流れが強まれば円買い圧力が高まる。21MAが効いて再度63MAと110円を割り込むようだと転換も視野に入れる必要が出てくる。
（NYダウ）株価は上昇する21MAで止まりました。強いダウですが日柄的に短期下降波動転換となればここから63MAに向いて下がるのでしょうか？9MAが下を向きそうな形ですから下降波動継続で良いような気がします。
この場面で下降波動というのは間違い。現状は上昇波動継続中で下降波動ではないよ。上げ下げの明確な要件はこれまで何年も教えてきたはずだからきちんとしないとだめだよ。三線の並びから言っても上昇波動継続中でしょう。雰囲気や感想で波動を勝手に決めない事。下降波動の入り口はまず9.21のデッドクロス、それが無ければ下降波動の入り口にすら立っていないよ。何事も曖昧にせず明確なルールに従って観て行かなければ経験を積む事にはならないという事を肝に銘じてほしい。
（SP500)ダウよりも強い形のチャートに見えます。株価は上昇する9MAと21MAの間で陰線で止まりましたがまだ上を見ていけるチャートに見えます。週足でみると最高値2872を越えることなく2863をつけて陰線で引けたことが気になりますがいずれ３線の向きと並びそしてその上にある株価は週足を見る限り強い形です。
SP500も同様、上昇波動継続中。日柄と上値からは一旦下げの時間帯に入っている可能性はある。しかしながら現状ではデッドクロスに至っていないため転換の芽はまだ育っていない。芽が出るのは63MAまで突っ込んでからだろう。その場合はDOWの方が先に判断しやすい状況になりそうだからよく観ておく必要があるね。
ここまで各指標を見てきましたが国内弱く、為替は円高方向、しかし米国はまだ強しという状況です。先物は２２２００円で引けましたのでなにもなければ下値トレンドライン付近からのスタートです。いったん反発して22500付近まで返すのかこのまま下に行きトレンドラインを割って行くのか？ここが今週の思案どころです。
現在朝の5時、動き出したドル円は110.46と63MAを切ってきました。またクロス円通貨も円高に振れております。今週はこの円高方向たよりに再び売りで勝負です！
寄り付き前の為替や先物を観て1週間の相場を判断するのは危険だと何度も言っているけどね。苦笑 明らかにわかると思うけど、ドル円が円高に振れているという事は先物も安く始まる可能性が高い。乖離が大きくなれば一時的に戻る可能性も考慮すべき場面だよね。確かに現状は売り圧力が強まっているから、売りが悪いとは言わないけども数日駈けてMAまでもどられた場合タイムオーバーで負けという可能性は考えたかな？週初、週中、週末の流れを想定する事を忘れちゃいけないよ。
トルコリラどうでしょう？とお伺いしたのが36円付近でした。あの時はスワップ金利に妙味を感じての質問でしたが、火傷したいならいいよ！みたいなお答えでした。今から考えれば首筋に冷や汗が流れます！ありがとうございます。それではお休みなさいませ！
そんな事もあったねｗ トルコだけじゃなく多くの国が政策金利による通貨防衛に動かざるを得ない状況になってきているようだ。それに反して円だけが消去法的に買われる異常事態になっている。これは前から言っているように日銀政策の誤りにすべてが起因している。これ以上下げられないない金利と上げることの出来ない日銀の事情。株・為替・国債が日銀の甘い目論見通りに動いているうちは露呈しないが、いざ逆回しとなれば全てが破たんしかねない。経済論を弄んでいる学者さん達には解らないのだろうけど、この世の中に絶対下げない相場は無い。このまま自分で自分の手足を縛っていく無策を継続する以上、いずれ破たんする時を我々は見守る以外にない。我々投資家がすべきことは、時を計りどんな相場でも利益を出し続ける事だろう。
