相場の風~師匠から弟子へ~

相場の風はHatenadiary閉鎖によりこちらへ移動しました。

今週の添削

師匠、こんにちは。
せっかくのプラテンが元に戻りました。「行き過ぎた場面を戻りで取っていく」というヒントをいただいておりながら逆を行きました。

先週は明らかに判断ミスだね。ビビッて投資判断を誤るなんて、投資家として一番しちゃいけないパターンだね。

今週の予想
ハト派のパウエル、利上げ見送りのドラギ、低調だった雇用統計にもかかわらず、金利低下を期待したNYはドーンと反発。金融サイドの思惑通り株価は下落を免れました。世界は経済減速を予想しており早くも金融対策を打ってまいりました。しかし、打つ手の無い日本はさらに消費税増税です。まぁ、減税したところで経済不調とみられて世界から売り浴びせられるシナリオも考えられます。行くも戻るも困難な状況です(受け売り)

予想以上に速い展開だったね。既に米国利下げ期待が台頭しているし、メキシコ関税もいったん棚上げ。雇用統計の悪化なども利下げ期待で吹っ飛んでしまったね。相場に都合のよい流れとなっているようだ。

日経は戻して20884円で引けました。先物はさらに戻して21050円で引けました。鉄板の底21000円を割った株価が先物では返して這い上がってきた印象です。これがオーバーシュートならば再び下に向かいます。さもなければ株価は上に向かいます。どちらにも行きそうな様子に見えます。できれば10,11日と様子を見て動いたほうに付いて行きたいけど各種指標を見て売り買いを決めます。

「225」株価は戻して20884円で下向きの21,9MAの間に位置します。三線はまだ下向きで下降波動継続です。この反発が今週も継続するならば63MAの21400円、または抜けて上値トレンドラインの21700円まで見なければなりません。しかし基調は昨年10月の24448円を天井に今年4月の22200円を結んだ下降波動ですから戻してもどこかで天井をつけて反落すると考えます。その戻しの上限が21400円か21700円と考えます。もちろん下向きの21MAが効いて月曜日から下げることも考えられます。

日経平均は、先週末の米国上昇を受けて堅調。先週9MAを越え今週は21MAを越えて来た。9.21MA共に上昇傾向になってきているのが気になる所だね。目先は63MAが効くと考えるのが通常だが、上昇してくる9MAが下値を抑える形となれば、目先9.63MA間での持ち合いに変化する可能性もありそうだ。

「TOPIX]こちらも日経に習い株価は21,9MAの間にあります。ただし、日経に比べ株価は9MAの上を3日間キープしております。日経よりも少しだけ「戻しますよ」感が強く感じられます。

TOPIXも同様の形だが、9MAの上から綺麗に21MAとジャンプした格好。9.21MAの距離も近く日経よりも早くゴールデンクロスする可能性が出て来ている。しかしながら基調としては弱いのは確かで米国株とドル円に依存している事は忘れてはいけない。

ドル円」6/07朝6時時点で108.165で引けて下ります。実体は三線の下、7日は下がり来る9MAにワンタッチからの下落となっております。下がり来る9MAが効いている様に見えますがそうなると107円ゾーンを考えなくてはならないチャートにみえます。

ドル円は108円割れからの戻りの場面。一旦強含むそぶりを見せたが9MAが予想以上に効いている。このまま109円を取ってこれないと早晩再度下へ向かう事になる。基本的に他国通貨に対して消去法的に円が買われていると考える。米国利下げ期待も円高ドル安圧力となるので上値を追いにくい状況だ。

NYダウ」戻してまいりました!株価は63MAを上抜き25983$で引けました。9,21MAはやや上に向いてまいりました。63MA抜けが確定すれば、上を目指すチャートですが、基本的には下降波動の中にあります。下降波動の中の戻しで直近の戻り高値25948$を抜いたのでもう少し上を見てこの強い流れについていってもいいチャートに見えます。しかし週足を見れば下がり来る9MAにぶち当たった瞬間です。この9MAを抜けるか、下がるか今週がダウも勝負です。

DOWは一気にリスクオフとなり、9.21.63MAをごぼう抜きにしてしまった。この上昇で9MAが急上昇し21MAとゴールデンクロス目前となっている。株価はちょうど上値の節目にあたっており、9MAを迎えに行く展開も考えたい。この流れだと9.21MAが下値を止め転換の可能性が出て来ている。

「SP500]戻して株価は三線の上に出てまいりました。9MAも上向きになってまいりました。こちらは直近高値を抜けていません(わずか3pit)ここで調整完了か?たかが3pitですが抜いていてくれれば米株上昇と少し気楽に占えます。

SP500も三線ごぼう抜き。SP500は63MAが下を向かずに上抜いてきただけに強く見えるね。三線共に近く下値では効きそうだ。

 利下げ期待、メキシコ関税棚上げで急上昇の米国株は日本株上昇要因
ドル円は下げ目線で株価下落要因
日本株はマタサキ状態の今週です。さらに今週はラージSQです。世界の経済指標では米国消費者物価指標発表くらいですから、大きな外的要因は見当たりません。

ただ気がかりなのはドイツ銀行の株価です。ついに7ユーロを切ってまいりました、巨額のCDS保有しているだけに炸裂すればヨーロッパ発の金融危機の可能性を感じます。こんな中の決断です。米国株高連れ高で日経上昇!買いで参戦です。63MAまでの上昇を見込みます。

確かにドイツ銀行の株価はなかなかだね。それでもこれまで言われてきたことだからいつ起きるかは予想できない。いつも言っているけど、今現在の予測をする上でいつ起こるかわからないファクターに過剰に影響を受けるのは無意味だよ。どうせどこかのサイトでドイツ銀行の記事でも読んで不安になったんだろうけど、いちいちそんな記事に煽られているうちはプロになれない。日本の破たんと一緒で日付けの入っていない悪材料にいちいち踊らされるなら投資を止めるべきだね。

投資の主人の座(投資の核になる部分)を他に譲ってしまったら、それはもう私(あなた)の投資ではない。と私の師匠は言っていたよ。

4063 (信越化)株価は下向きの21と9MAの間まで戻しました。下がり来る21MAを株価が上抜けするか、おさえられて下に下がるのかが見所です。ここから下げて下降3波の開始考えます。基本的のは10,000円と8,000円のBOX相場に見えます。そして三線と株価の位置からBOX底辺の8,000円を目指す場面と考えます。(これは円高も下げ圧力)よって21MAを抜けずに下落と考えます。ただ8800円付近の抵抗帯で跳ね返り上昇と考えれば63MAまでは見なくてはなりませんが三線の形から今回は63MAまで戻すよりも、さげて抵抗帯チャレンジを選びました。日経よりも一足早く下落、日経も来週は下げてまいります(根拠の無い妄想、来週はまた無垢の心でチャートに向かいます)よって4063は売りで望みます!

当たっているかどうかはさて置き、頭の中でチャートの想定をするのははうまくなってきたねwww株価は一気に21MAを上抜いてきたけど、21MAが上向きになるにはもう数日必要だから、それまで現在の反発が継続できるかが肝になってくる。一旦63MAは効くだろうけど、もう一度下を見に行く可能背は十分あるね。重要なのは9MAの動向。9MAと株価がどの場面で出会うのかで後のシナリオに大きく差が出てきそうだ。