相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

師匠今晩は!金曜日のGUからの陽線一本でやられました。調整からの上抜けで強い上昇を感じました。12/03の首吊り線から始まったダウの戻しと9,21MAのGCが上昇のサインでした。日柄的にはそろそろ転換と感じておりましたのでびっくりしました。上げて74本です、前回の上げは78本でした。一目の一巡は76ですから今週あたりという感じもいたします。どうでしょう?それでは各指標を見て行きます。

先週の上昇には驚かされたね。ちょっとその日柄の計算が私のと随分違う気がするんだけどどうしてだろうね?直接聞いてみないとよくわからないね。確認が必要なので日経とTOPIXの添削は今週は見送りとするよ。

「日経225」株価は上向きの三線の上、GUしてさらに陽線24023円で引けました。今週は長い調整後の上昇を3波目と考えて買いに行くのかはたまた窓埋めの調整かと悩むところです。長期トレンドライン(18年12/26,19年8/6をT-0としたもの)でみると株価はT+2ラインの上に乗っております。又比較的短期の上昇トレンドライン(T-0を8/26 10/10を結んだライン)でみれば株価はT+1に乗ってきました。この交点の上にあると言うことはここを割るよりも、この交点に守られて上を目指すと考えてもいい場面です。さらにも見合いを抜けた上昇と考えれば怖いけれども上を見ていけるチャートです。

TOPIX」株価はGUの短い陽線で終わりました。三線は上向きですから上昇を感じさせますが、株価のすぐ上にT+1のトレンドラインがあります。今週はこれを越えられるか否かが問題です。上がるか、調整するのかはT+1を超えるか否かですから日経よりもハラハラするチャートに見えます。

ドル円」実体は三線の上です、12日の長い陽線で9MA が上向きになりDCは解消されそうに見えるチャートです。しかし、110円の壁は厚いように感じられます。ここをぬけるか否かが今週の見所ですが、、、わかりません。

ドル円は先週の上昇で109円台半ばまで戻しデッドクロス解消となっている。方向感はいまいち出ていないので108円前半-109円後半のBOXになっていると観るべきか。本当にリスクオフに傾くなら110円を超えてくるはずだが、いまいち雰囲気は出ていないね。

「NYダウ」高値を更新しましたが上下の髭をつけた十字線で終わりました。9,21MAはDCしていますのでここを下げれば調整開始とみていけるチャートです。どちらに行こうか迷っているチャートです。⑨,21が狭いので陰線一本引けば変わる場面に見えます。

DOWは、先週の上昇から上値で踏ん張っている状態。9.21MAがゴールデンクロスとなった。稼げているディーラーたちがクリスマス休暇に入る前のタイミングだけに動きがあるか注目したい。

「SP500]株価は三線の上にあります。十字線で同じく迷っているように見えますが⑨MAは②①MAの上にありダウに比べて上を見ていけるチャートです。

SP500は強い。上昇波動継続で9.21MAがクロスせずに上値を更新している。日柄は十分だが9.21MAまで降りてこない事には次の動きを予想するのが難しい。

久々にラッセル2000です。上向きの三線の上に株価はありも見合いから抜けて高値更新です。上昇の日柄が気になりますがダウ、SPに比べて安心して上を見ていけるチャートと見えます。

ラッセル2000も長らく抑えられてきた上値の抵抗線を抜けて上昇中。波動としては確かに若い相場と言えるかもしれないね。

高値圏で上抜けですから更に上を見るのは先週同様高所恐怖症となります。しかし強い上昇を見せ付けられると、うん?買か!となってしまいます。今週は買いで勝負です!

確かに高所恐怖症だね。個人的には9MAとの乖離を埋めに来ると考えているけど、難しい所だね。

4063「信越化」三線集結からの下抜けかと思いきや12日にはピョコンと三線の上に出て13日GUの陽線です。マイリマシタ!ただ株価の上にはT+1のトレンドラインがございます。ここを越えられるか否かが問題です。信越化はヘッジで売りとまいります。

信越は先週の大幅高で持ち直したものの基調は弱い判断を継続したい。この後9MAとぶつかったときの動きを注視したい。21.63MAはちょうどかぶっているし、値幅も無いのですっと抜いてくる可能性も十分にあるから注意が必要だ。下抜けてくるようなら調整色が一気に濃くなる。

英国はひとまず安心、米中は関税見直しでリスクオン相場となりそうです。しかし英国はこれからさまざまな問題と直面します。米中も15日、すんなり行くとは限りません。疑えばきりがないので今夜はもう寝ます。師匠、おやすみなさいませ。

米中関税は、一旦回避となったが、トランプを信じている市場関係者はいないだろうね。腰が引けつつも上昇についていくしかない流れか。