師匠、今晩は！
今週の予想（2/17～）今週のポイントは日経とTOPIXの強弱の差をどのように考えるか？さらには強い米国↑とコロナ↓の日経に対する影響？この辺を考えながら、ファンダメンタルに流されることなくチャートを見ていきます。（難しい）
新型コロナの感染は拡大しているけど日本一人負けの様相だね。震源地の中国は色々な手を使ってバラマキやら売り禁やらで驚きの上昇。さすがに三線すべてを抜き去るとは予想していなかった。恐るべし人民統制ｗｗｗ
225日経 三線終結で株価はその真上にあり23687円で引けております。
先物は23490円で引けておりますので米休場を考えればほぼこの辺で始まるのではないでしょうか？となれば三線のすぐ下からのスタートとなりますが上下は微妙です。上向きの9MAは上昇してGCの形となり上を見ていける形となります。ただし22800円と24000円のボックスの動きとすれば24000円タッチから下に向かう動きと考えられます。先週の動きは24000円と21,63MAの間の狭い動きでした。今週はどちらに抜けていくのかと言う場面ですが2/3から2/6の上昇により作られた9MAの上昇が厄介です。GCして株価を上に連れて行きそうに見えます。短期の日柄を見れば12日↓6日↑12日↓4日↑そして下げて4日目です。日柄を見ればもう少し下げても良いように思えます。と言う事で日経はボックスの下に向かうと言う読みで下げ目線のチャートです。
日本の状況は悪化してきている。サプライチェーンの断絶から始まり中国依存の影響が更に大きくなってくるだろう。三線集結しているが、上向きの9MAをよそに21.63MAがデッドクロスしている。9MAも下向きとなり合流してくると考えるが、三線集結なので一旦上下に振られる可能性も考慮しながら見て行きたい。このままいけば日本の一人負けとなり日本市場が一足先に下降波動転換となりそうだ。重厚長大企業の決算予想がからも分かるように日本は景気後退局面に入ったと考えて良さそうだ。不透明感が強く一喜一憂する相場がしばらく続きそうだが、今後は売り主体の相場展開を考えて売買を組み立てたい。
TOPIX 株価は集結した三線の下で終わりましたので下に抜けそうにも見えますが、1700付近は反発ポイントでもあります。素直にここから下とは言いがたい、ややこしいところで引けました。ただし、先物のチャートを見てみると高値直後の五陰連をつけて、三線下で1700ポイントをやや抜けて終わっております。このチャートは調整を示すチャートと考え下目線です。
思ったほどTOPIXETF買いが入っていないようだ。日経に比べてもかなり弱い相場付きとなっている。三線集結から下に放れた格好となっている事から一旦戻りがあっても三線に阻まれる形だろう。日経に一足早く下降波動入りしたと考えたい。
ドル円 110円の壁がのしかかり下げて109.74の9MAの鼻先で終わりました。9MAは上向きですから短期的には上昇と読むべきでしょうが110円を抜いていくよりも21MA付近でもみ合う場面のように見受けられます。ドル円はこの狭い範囲で上下するように感じますので、特に変化無しと感じます。
ドル円は上昇波動となっている。好調な米経済指標に支えられて9MAの上に乗っている。アメリカ株やヨーロッパ株の上昇、ポンド上昇も後押ししているようだ。世界へのコロナの波及やリスクが大きく顕在化していない状況では円安でも日本株高となりにくいだろう。一人負けが際立つ状況が継続するだろう。
NYダウ 29500＄をつけてやや一服という場面です。株価は上向きの9MAタッチの下髭をつけた陰線で終わりました。強いチャートです。9MAの上に株価がある以上は上を見ていけるチャートです。
DOWは上昇波動に戻ったようだ。三線の並びに問題は無く9MAの上に株価がある以上特に問題は見受けられない。中国経済の失速をどこで織り込みに来るかタイミング待ちといったところだろう。
SP500 こちらは最高値更新後ヨコヨコで9MAを待つ形です。落ちる事など考えられない強いチャートに見えます。
SP500も同様のチャート。
米強日弱です。強い米国について行けない日経が何日かありましたので今週は米国と切り離して日経を考えます。今週は売りかな？官製相場の短期暴上げをビビリながら今週は売りで参戦です。
日本経済への悪影響は確実だがまだまだ序の口である事をしっかり意識して行こう。最悪の状態はまだまだ先にある。
4063 信越化 強いチャートです。ヨコヨコで9MAの上昇を待ちました。一旦調整も考えられる場面ですが三線上向きで株価はその上にある場面ですから強気で買いと向かいます！
信越は上昇継続。ヨコヨコの動きで9MAを待っているようだ。ドル円の上昇も寄与している。今のところ日経よりもドル円に反応しているようだ。
と言う事で日経売り！信越買い！で臨みます。
気になる銘柄（主に売り目線のインバウンドから）
★ミツコシ「3099」 売り
師匠のおっしゃるようにほぼ21MA付近まで戻して下落再会と言う場面です。このまま見ていきたいと考えます。
9MAは越えたが21MAまで取れずに失速。個人消費の落ち込みとインバウンドのダブルパンチは業績に大きな影響を与えるだろう。引き続き下目線での相場展開となる。
★コーセー「4922」 売り
21MAまで戻しました。ここから再度下降波動ですから売り増しポイントです。こちらもこのまま見ていきます。
こちらもほぼ同様の展開となっている。14,000円で再度反発できずに、明確に割り込んでくると更に売り圧力が増す展開となるだろう。
★日本新薬「4516」 買い
9000円からの反発です。押し目をつけて再度上昇か？7年連続増収増益、売上高は過去最高。
日本新薬だけど何をもって買いと言っているかが分からない。ファンダメンタルズを根拠にしているようだけど、基本を完全に忘れている。最高な内容なのであればなぜ株価が三線の下にあり、三線が下を向いているのか説明が必要になる。どんな理屈をつけても現在の株価位置は、今現在正しい。下がってきている9MAの下に株価がある事自体が買いに向かうほど良い状態ではないことを示している。
この気になる銘柄は、私が選び師匠に判断していただく企画です。良い銘柄を選び、師匠に高判断をいただければ実際に売買して儲けようと言う虫のいい企画です。ですから売りの銘柄よりも買いの銘柄のほうがなんだか安心です。コロナ終結なんて場面では暴上げに会いそうで中、長期の売りは危険と考えます。
おやすみなさい、師匠！この虫のいい企画、末永く宜しくお願い申し上げます。もちろん投資は自己責任で！！と言う事で「4516」を買い銘柄として選んでみました（笑）
いくら虫のいい企画と言っても、チャートを見る目が曇っていてはリスクばかりが増すね。前から言っているように余計な情報に頼るのではなくてチャートを見た瞬間に買いなのか売りなのか、どちらでもないのか判断できないようではいつまでたっても上達しないよ。
何年も飽きるほど言ってきた基本のきすら忘れてるようだとさすがに悲しくなってくるね。三線が上向きでその上に株価があれば良好。三線下向きで株価がその下にあれば悪い。こんなシンプルな話は無いと思うんだが、弟子はどう考えているんだろうか？
