相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

今週の予想
「日経225」RSI(9)88をつけた日経は下方向に向かい窓を閉めて短い陰線で9MAを少し割ってまいりました。ボックス上限は23300円から23250円付近の抵抗帯,下限は21500円付近の抵抗帯です。6月から約3ヶ月この中で動いております。現在はボックス上限から下限に向かう場面ですが、株価の下にはやや平行になった21MAと上向きの63MAがございます。このままスンナリ下に向かうには難しいチャートに見えます。株価は先物の引け22900円を考えれば下方向ですが9MAと63MAとの間でもみ合い、三線集結を待ち方向を決めていく場面です。
動きとしては一旦21MA又は63MAまで押して上方向に反発、そしてボックス上限を抜けるか再び下をためしに行くかと言う形と考えます。一方上向きの63MAと9MAを尊重すればヨコヨコから再度上昇ボックス上限突破となる場面です。
結局今週は「どこまで押すか?」が勝負を決めそうな場面です。ただし、先週の師匠の添削にもありましたように9月の相場は日柄、アノマリーから見ても下値を見に行く可能性が高い場面ですから買いでイケイケではないような気がいたします。他の指標を見てみましょう。

日経は上昇波動継続。先週一旦戻り高値を試した後は9MAまで調整となった。今週は円安と米国株高で戻り高値を更新し波動の日柄カウントが更新された。この後の下げの為に上値を取りに行くのは悪くないと先週書いた。そして、下げる予告をすると何だかんだ理屈をつけて売りの理由を探し始める弟子に注意を促したはずだったんだけど、結局無駄だったようだ。

このような読みをしているくらいだから話を聞いただけで実際に日柄の関係性を確認してはいないだろう。ドル円とユーロドルにも注意を払うように言っていたが、、、

TOPIX」株価は乖離していた9MAをヨコヨコで待ち再び上昇の場面のように見えます。一旦、

①下にある21,63MAまで調整して再度上昇。
②21,63を抜いて下方向にはしる。
③このまま9MAの上昇について行く。
形としては「ダブルトップからの下落」にも見えるチャートです。ここもまた、有効打が見当たりません。

TOPIXも同様のチャート。三線は上昇中で9MA押しからの上昇を試す場面。下げに移る端境期と考えているがチャートの動きは悪くない。

ドル円」一旦63MAまで戻すも反落して21MA下まで戻りました。ユーロドルは上昇する21MAで止められた形で明確な調整局面とは見えません。ここが調整を始めればドル高に触れる可能性があるので注目です(受け売り)今のところ下有利な場面と考えます。

ユーロドルの調整を受けて円安方向に動いてきた。9.21MAを越えて来たが上には63MAが垂れて来ている。今のところ63MAを越える想定はしていないが、こそこでの戻りがあれば日経の戻りも丁度良いチャートになるのではないか。

「NYダウ」28000$が重い展開になっております。株価は28000$付近でヨコヨコですが三線は上向きですから21MAまでの調整を受けたとしてもまだ上を見ていけるチャートです。

DOWは、28,000ドルを越えて戻り高値を更新。上昇波動継続となっているからこのまま順調に進んでほしいところ。

「SP500」株価は三線の上にあります。まだ上を見ていける綺麗な上昇局面です。

SP500も上昇波動継続。新高値を更新してきている。21MAを割って来るのがポイントとなる。それまでじっくりと見守っていきたい。

今週は迷います。ボックス上限からの調整と考えれば21,63MA付近までの押しと見ることも出来ます。今週はこの考えを重視して売りで臨みます!

4063信越化 株価は9,21を陰線で割ってまいりました。ここで株価が63MAを割ってくれば調整も考えられる場面です。三線集結の重要な局面です。9,21MAの下値サポートが機能せず株価は下値をためしに行く場面か?63MAが効くかどうかと言う場面です。ドル円次第でしょうがここは一旦63MAで反発と考えて買いで勝負です!(結果的にはヘッジですが、、、)

信越は、基本日経が垂れなければ63MAが効いて戻りを試す場面。しかしながら3線集結で横ばい気味なので円安に大きく傾かない限り強い上昇波動入りは厳しくなってきた印象。下値を固めていければ再度上昇の機運も高まるだろう。

と言う事で眠くなってまいりました。今週もまた現時点では上下良くわからない場面です。抜けたほうについて行く待ちの場面ですが日経売り信越買いこんなふうにチグハグな結果になりました。

師匠、おやすみなさいませ。

今週の添削は散々な内容だね。勝敗はともかく読み筋を完全に無視している予想と感じる。チャート以外の情報(思い込みや気持ち)で読み筋を決めていたらいつまでたっても丁半博打になってしまう。一貫性の無い予想を繰り返しているうちは成長できないと肝に銘じなければならないよ。実際、読んでいて書いた判断材料と売り買いの判断が違う事がままあるように感じるね。このページを読んでいる人もそう感じる事が少なくないだろう。どれだけ分析しても気持ち一つで判断を覆していては分析する必要すらないと言える。そろそろ感情を入れずに相場が見れるようにならないと厳しいね。