相場の風~師匠から弟子へ~

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今週の添削

休みを利用して重要経済指標を学習してみました。

雇用統計(非農業部門や失業率) FOMC 政策金利発表、議事録公開 米国四半期GDP IMS製造業指数 CPI 米国消費者物価指数  この辺が株価やFXに大きく影響する指数らしいです。例えば米国DGPは個人消費が70%くらい占めるので国内景気の状況をよく現します、ちなみに中国は個人消費の影響は30%程度と低く対外貿易の比重が高いみたいです。余談ですが中国が無人火星探査機(天問1号)の着陸に成功したそうです(5/15)さらにこれから探査車を走らせるそうです。ちなみに日本は「のぞみ」失敗でした。すでに中国は技術分野でも確実に進化を遂げています。「中国の潜水艦はスクリュー音が大きくてすぐに見つかる」なんて笑い話は過去のものとなりそうですね(怖~)
ジャブジャブの米金融政策の蛇口は消費者物価指数と失業率で開け閉めされているそうで失業率が4%台になると相場は↓、現時点では6%台なのでまだ蛇口が閉まらないから↑という判断。消費者物価指数は4%と超上がり気味ですから、金利上昇予想から株価には↓すでにこちらの蛇口は閉まりそうです。こう考えると米国の株価は失業率と10年債金利で↑↓しそうな場面です、とネットで聞いてなるほどと思いました。
勿論教養として知っておく必要はありそうですが付け焼刃では(笑)それよりもチャートです!ただこのようにいろんな指標に関連して相場を見ているとチャートの奥の深さを感じられそうです。

そこらの指標との相関は、結構いつも話していると思うんだけどね^^;各種指標とそれぞれの関連するチャートを読んで総合的に可能性を判定する事が大切。

先週の結果 師匠のお情けで儲けさせていただきました

「今週の予想」
225日経 日経先物はは27130円から反発して28280円まで戻しました。非常に強い反発でビックリしました。教科書的な動きならば下降波動の中の動きですから、降りてくる9MA、または21MAまで戻して反落、再度21730円の安値に挑戦という場面です。しかし米国の強さが気になります。日経のチャートを見る限り教科書通りの動きとすれば週初上げて週末にかけて反落か?もしくは三線まで戻り、もみ合う場面か?

日経は、戻り局面大幅な上昇下降を織り交ぜてボラティリティの高い状態となっている。動きとしては9MAまで戻って来たのでここから再度下へ行くのが基本となる。ここから反落しなければ21MAまで戻るか。ただ63MAがついに下向きになってきている事を確認しておこう。世界的に相場が下へ向かっているわけではないが、日経が下を向いているのは明らか。

TOPIX 日経とよく似たチャートですからこの反発がどこで止まるか?そんな場面です。下降波動の入り口ですから返される場面も考えておく時間帯です。今週の動きは大変重要と考えます。
ドル円 GCした9MAが平行になってまいりました。株価はその上にありますが↑↓が難しい場面です。三線の上、三角持ち合い上抜けと考えて↑目線!

TOPIXも同様の動きだが21MAの下まで戻って来た。ここから反落するかに注目したい。

NYダウ 株価は三線の上に出てまいりました。5/10の高値35091$を抜けるか否かという場面です。よって↑目線のチャートです。

DOWは、63MAまで押さずに反発。9MAまで戻って来たがこのまま抜けるのか再度21MAを割って63MAを見に行くか注目したい。

SP500 戻してまいりましたがDCしたばかりの9,21MAを短い陽線で上抜きました。↑↓が難しい場面です。垂れてきた9MAが気がかりですがダウが↑なのでこちらも↑と読みます。

SP500も反発したがこちらは9.21MAがほぼ横ばいのデッドクロスとなっている。上下が読みにくい展開。

日経の教科書通りの動きを信じて28500円付近で反落となり今週は売りで勝負です。こう考えるとダウも高値を取らずに↓と言うことになりますがいかがなものでしょう?ここは週足の新高値の陰線に賭けまして↓

4063信越化 戻しましたが株価は三線の下です。ここもチャートを教科書通り読めば一旦戻すも下降する9MAに頭をたたかれ再度↓または一旦63,21MAの交点まで戻して下を見に行く場面です。日経の動きと連動するとすれば後者の動きの可能性が高いと考えます。ここが悩みどころですが米国10年債金利はヨコヨコの動きで上昇する9MAに絡んだ状態です。21MAも上向き、63MAも↑を向いてまいりました。時間の調整から再度↑とも考えられるチャートです。そうなれば円安方向ですから信越には有利な場面となります。悩みますがここも↓で売り勝負です!と言うことで225 4063ともに売りで勝負です!

信越は下値の抵抗線17,000円を前に反発。今のところは三線の中に戻って来た状態。21.63MAが効くと再度下を見に行く展開となる。米国10年債利回りは落ち着いているのでドルも上値を追う状況になっていない。上値が重いイメージが出て来てきている。再度63MAで戻りを試せるか観ておきたい。

はじめは上がり後で下がる!米国が強いのが厄介だ!チャートを見ながら師匠のお言葉を反芻いたしておりました。下降波動継続か否か、二番底が作れるか否か!今週は正念場の一週間、こちらもドキドキです。それでは師匠、おやすみなさいませ!